帝の毒薬

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 84
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022509475

感想・レビュー・書評

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  • 永瀬隼介の作品で第二次世界大戦物という作品。

    そういえば3億円事件の作品もありましたね、ただコレはボリュウムがあるのでかなりオナカいっぱいになります。

    731部隊や帝銀事件とかはあんまり詳しくないので自分自身としては新鮮でした。

    ただ、悪人というかそうゆうひとはいつの時代でも存在して今も昔も変わんないだなと感じた。

  • 帝銀事件の真犯人を731部隊(作中では倉田部隊)と仮定して描いた骨太ミステリー。かなり長いですが一気読み。オススメです。

  • 戦後最大のミステリーと呼ばれる「帝銀事件」を史実をベースに作者独自の観点で描かれた小説です。
    終戦間際の満州で細菌兵器を作ろうとした部隊の人体実験。そこから帝銀事件につながる流れは、フィクションの部分があるとはいえこの事件の真相を語っているような迫力がありました。
    ページ数はありますが、展開が早いのでテンポ良く読めてわかりやすいストーリーになっていると思います。
    ただし人体実験など多少残酷な部分もありますので苦手な方にはお勧めできませんが・・・

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著者プロフィール

永瀬隼介

1960年鹿児島県生まれ。國學院大學卒。週刊誌記者を経てフリージャーナリストとなり、祝康成名義で『真相はこれだ! 「昭和」8大事件を撃つ』を刊行するなど事件ノンフィクションを中心に活躍。2000年『サイレントボーダー』で小説デビュー。事件現場で培った取材力を活かし、現代の深部を抉る骨太のサスペンスや犯罪小説を発表している。近著に『帝の毒薬』『カミカゼ』『三日間の相棒』『白い疵 英雄の死』『12月の向日葵』など。ノンフィクションに『19歳 一家四人惨殺犯の告白』などがある。

「2022年 『殺し屋の息子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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