三谷幸喜のありふれた生活12 とび

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 285
感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022511720

作品紹介・あらすじ

【文学/随筆】脚本家の日々はますます慌ただしい。連載開始とともに三谷家にやってきた、ラブラドルレトリバーの"とび"との悲しい別れのあとに待っていたのは、新しい家族との暮らしだった! 書籍化にあたり、「愛犬の思い出」を綴った書きおろしエッセイを特別収録。

感想・レビュー・書評

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  • とび。。。泣

  • こちらのシリーズ、ずーっと読んでいますが今回タイトル見た時からある予感がしてなかなか手に取れませんでした。

    とびーっ!!と思います。
    ペットって話すことはできないけれど、自分の死期も飼い主の思いもみんなわかっていて逝くのかなと、とびだけではなくて他の方々のペットロス体験記を読んでも感じさせられることがかなりありますね。

    それにしても三谷さんは忙しすぎますね。良くぞこんなに働けるな、と心から感心します。
    台本が遅くて役者が迷惑かけられているというのをあちこちで見かけますが(役者さんが本気であちこちでこぼしています 笑)これを読むと「そうなるでしょうね」と心から納得します。

    再婚もしたし、家族?も増えたようですし、体に気をつけてこれからも面白いお話を紡いでいただきたいですね。

  • 色んな所に小笑いの地雷が仕込まれてるので公の場で読むのは危険 そして今回はとびのことで泣かされる

  • とびとの別れは本当に辛い

    清洲会議の頃

  • ラストの「とびのこと」泣けるー

  • 愛犬「とび」が逝った冬、そして家族が増えた夏。脚本家の日々は激動が続く…。『朝日新聞』連載の第12弾。巻末には「とび」との思い出を綴った書き下ろしエッセイを収録。
    (2014年)

  • 稀代のコメディメーカーの脳みその中を見たいと言うわけではないが、どんなコト考えてて、どんなコトしているんだろう。長きにわたり、紡がれるエッセイなので、定期的にみているのですが、今回は、愛犬との別れの部分が大きすぎて。すべてを持っていかれてしまった。「とび」と言うシンプルに書かれた副題が、その挿絵がまた、響く。

  • 日記のようなエッセイ。

    2012年7月から2013年8月まで朝日新聞に掲載されたものをまとめたもので、その中の何回かに、黒ラブのとびの最期の2年が描かれている。
    このような有名人でも「永遠に出ない答え」があるのか。それなら凡人の私に会って当然か。

    とびのこの前の10年間はこのシリーズに書かれているのだろが、それを読むのは遠慮しておこう。

  • チケット取れないから全然観たことないけど、芝居の話だけは読んでるわ〜、このエッセイで。愛犬とびが永眠する前の話。子供のつもりで世話していたら、とびは父親だったって辺りで涙出る。新聞の時も泣いたけど、改めてまた泣ける。挿絵のとびがいい顔してて。和田さんも亡くなっちゃったなあ。

  • とびの話泣いた

  • それほど熱心な読者ではないですが、このエッセイをよんだり小林聡美さんのエッセイをよんだりしていたので、あのとびがついに。。。と思いました。犬を飼いたくなった。当分無理だけれど。

  • 人前で読んではいけない(涙)

  • 三谷さんのエッセイ、もう12冊目なんですね。
    愛犬とびとの別れが切なかった。
    今後は新しい奥さんとの話も載るのかな?読み続けます。

  • 2012年桜の園、2013年清洲会議の撮影、ホロヴィッツ公演、おのれナポレオン降板劇、ドレッサー公演までの時期。愛犬とびとの別れの巻。最後に再婚報告。

  • 犬を飼いたくなった

  • 愛犬とびが亡くなる切ない話がメイン。

    昨年読んだ「清須会議」の裏話が面白かった。これ、まだ映画観てなかったから今度見てみよう。
    「素敵な金縛り」の裏話も。この映画は相当面白かったな。深津絵里もとても良かった。
    「おのれナポレオン」という舞台での、天海祐希の病気による降板の話、なども。

    そしてラストの「新しい家族」の章では、愛犬とびを失った後、新たな犬2匹を買った話、そして新たな伴侶を得たことが綴られる。
    離婚から2年しか経ってない。しかも、文中では友人がいない、社交性ゼロとか言っていたのに・・・。
    ショックですが、しかしそればっかりは仕方ない。

    何はともあれ、三谷さんの作品は好きです。

  • ついにとびが…。長く続いている三谷さんのエッセイですが、とびはかかせない存在だった。とびがいなくなり、最後には新しい仔犬2匹を迎え、さらには新しい奥様まで。
    次の巻はまた新しい生活のはじまりになりそうですね。

    小林聡美さんとの夫婦関係が好きだったので、再婚のお話に100%喜べない気持ちがある。おめでたいことなんだけれども。今後、お子様とのエピソードもエッセイに書くのかなぁ。なんだか想像できない。

  • 年々つまらなくなっていっているような・・。

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著者プロフィール

1961年生まれ。脚本家。近年のおもな舞台作品に「大地」「23階の笑い」「日本の歴史」「ショウ・マスト・ゴー・オン」、ドラマ作品に「風雲児たち?蘭学革命篇?」や「誰かが、見ている」「鎌倉殿の13人」など、映画監督作品に「清須会議」「ギャラクシー街道」「記憶にございません!」などがある。また、おもな著書に『三谷幸喜のありふれた生活』シリーズ、『清須会議』など。

「2022年 『三谷幸喜のありふれた生活17』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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