家族と子供の江戸時代: 躾と消費からみる

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022571304

作品紹介・あらすじ

江戸時代は「家族の時代」の始まりだった。夫婦を軸に、庶民の家が、「町」や「村」にはぐくまれつつ成立し、親は「家」永続への思いをこめて、子の教育に熱い視線をそそいだ。土間中心の家づくりから、奥座敷をもつ「民家」が誕生し、火や明りも、竈や囲炉裏から火鉢や行灯へと分離する。夜の読書、雛祭や端午の節句、物見遊山の旅…家族の時代は、「消費の時代」の始まりでもあったのである。豊富なフィールド・ワークを基礎に描く、等身大の江戸時代誌。

著者プロフィール

1940年静岡県生まれ。国立歴史民俗博物館名誉教授。東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了。群馬大学教育学部教授、国立歴史民俗博物館教授、総合研究大学院大学教授を歴任。文学博士。専門は近世教育・社会史、アウトロー研究。著書に、『日本民衆教育史研究』(未来社)、『国定忠治の時代』(ちくま文庫)、『江戸の教育力』(ちくま新書)、『江戸の訴訟』『清水次郎長』『一茶の相続争い』(岩波新書)、『清水次郎長と幕末維新』(岩波書店)、他多数。

「2020年 『江戸のコレラ騒動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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