- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022575272
感想・レビュー・書評
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久々に中山さん、読んでみた。
切ないような、なぜそこまで?と思うような。
誰といるのが幸せなのか?
考えちゃった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
性別の意味。
重く深くドロドロとした想いが積もっている。
人が人を好きになるとき、性別はどこまで意味があるのだろう。ある人にとって性別は恋愛の大前提だけど、ある人にとっては鎖にもなる。本から発せられる情に引きずり込まれそうだった。
最後のあとがきの言葉に実感がこもっていて、すべてだと感じた。 -
登場人物の描写が丹念で、臨場感があふれています。
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2011.06.16. 中山さんの小説を読むと、女の人と恋愛するのに少しだけ憧れてしまう。あんな風に、もう溺れてしまうことって、同性同士だからじゃないとないような気がする。マツキヨが哀しいね。
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3編目で泣いた
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【LOUD】ふー17
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<b>この子は強い子だと思った。信じる力も、回復する力ももっている。僕は子供のまっすぐな単純さに感謝した。愛情を素直に吸い取る力に感謝した。愛する力に、生き抜く力に、感謝した。</b><br>
(P.209) -
タイトルがエロい。でも内容はそんなにエロくない。むしろ、「サグラダ・ファミリア」とは違う家族像の提示をされた感じ。最終章の嵐の父親の行動が未だに良くわからないので、そこが「サグラダ・ファミリア」と違って消化不良ではあるけども。
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いつもながらの路線ですね。
今回は、視点が幾重にもなっていたのが、新鮮。