結婚の条件

著者 :
  • 朝日新聞社
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感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022578846

感想・レビュー・書評

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  • ゲストで授業にきて、そこでの話が面白かったのがきっけかに読んだ。理想も願望もぶったぎられる一冊。

  • 小倉千加子さんてフェミニストだそうなので、いかにもジェンダーとかフェミニズムとかの話がばんばん出てくるのかと思いきや、そうでもなかった。結婚して、しかも専業主婦希望の私が読んでもいやな感じはしなかった。攻撃的じゃないの。冷静な感じ。

  • 小倉千加子の結婚の条件を読みました。女の人生すごろくの作者が書いた現代の若い独身女性から中年の独身女性までの結婚観についての社会学者の主張です。とても面白く読めました。現在2回目の読み返し中です。なぜ、日本では晩婚化が進んでいるのか、を明確な論理と女子大の教授という立場で長年分析したリサーチ結果とで解説しています。日本はこのままどこに向かって進んでいくのだろうか!?とおじさんとしては嘆きたくなるような内容でした。日本の親たちは息子や娘の育て方をどのように間違えたのだろうか、ということを考えさせられます。これはそのまま自分の子供の育て方がどうだったのだろうかという反省にはね返ってきますね。

著者プロフィール

1952年、大阪生まれ。早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻博士課程修了。大阪成蹊女子短期大学、愛知淑徳大学文化創造学部教授をへて、執筆・講演活動に入る。本業のジェンダー・セクシュアリティ論からテレビドラマ、日本の晩婚化・少子化現象まで、幅広く分析を続けている。現在は認定こども園を運営し、幼稚園と保育所の連携についても関心を深めている。
主な著書に『醬油と薔薇の日々』『シュレーディンガーの猫』(いそっぷ社)、『増補版・松田聖子論』『結婚の条件』(朝日文庫)など。

「2020年 『草むらにハイヒール──内から外への欲求』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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