ファウスト (朝日文庫 て 3-2)

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022610065

感想・レビュー・書評

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  • ・下京図書館にて借りた

    ・ネオファウストに比べるとぐっと子ども向けだが、ファウストの概略を知ることが出来る

    ・原作も気力がある時に読んでみたいものである

  • 新潮に連載されていた養老孟司さんのコロナ認識論の中に、手塚治虫のファウストを読んだと言う話が出てきた。
    それで読んでみたのだけど、手塚ワールドは楽しめたのだけど、やはり難解であった。

    後書きに別の人、長谷川つとむ日大教授が解説しているが、原作はなかなか難しいので、わかったような、そうでない様な。

    よって、手塚治虫のマンガとしてなら楽しめるのだが、背景のファウストを理解しつつ、手塚治虫がどうアレンジしているのかまで、理解するのは当方の勉強不足だ。

  • ファウストを簡単に読めるかなと思って買い求めましたが、難解ですね(T . T)

  • 1994年刊行。「ファウスト」「百物語」。ファウストが手塚治虫氏21歳の時の作品。驚愕である。

  • (2015-12-06)

  • 2015年8月2日読了。手塚治虫によるゲーテの「ファウスト」漫画化と、その翻案マンガ?「百物語」を収録。先日読んだ「まんがで読破」とほとんど内容が同じなのは当然か。(マルゲレーテの位置づけのアレンジに手塚の独自性があるのか?)ファウストだけだと「ふむふむ、初期の手塚作品だね」で終わるところだが、「百物語」は主人公一塁の考えの変遷や彼とスダマの関係性、アクションシーンなどとても楽しく読めた。

  • ゲーテのファウストを、第一部・第二部合体させながらも、日本の子供にもわかるように再構築した「ファウスト」
    舞台を日本に変え、悪魔を女性化しつつも、これもまたファウストと納得させられる「百物語」

    「百物語」がとても好き。こんなメフィスト像はとっても新鮮で、それでいて終わりをみれば必然性がわかる。すごいなあ手塚治虫。

  • 百物語は'71の作品とは思えない現代性

  • 同時収録の『百物語』がすき。
    百物語はスダマという女の悪魔が主人公に惚れちゃうという、手塚治虫流の和製ファウストでした。

  • やっと何が書いてあるかあらすじが分かった感じ。場面転換の早い話だよね。でも何かグッと来ないんだな。

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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