ツレはパパ1年生 (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 151
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022617088

感想・レビュー・書評

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  • 子育てエッセイとしてよりも、鬱病仲間として(!?)、「子どもがいても元気に暮らしていてくれて良かった」と、親戚のおばちゃん的な感想が出てしまった1冊(笑)

    子どもを育てていて、より元気になっていけるのならいいな、と思います。
    育児って思い悩むことが多いから…これから先、急にガクッと辛くなったりしませんように。

  • 「ツレはパパ1年生」3

    著者 細川貂々
    出版 朝日文庫

    p126より引用
    “コドモは都会ではお呼びじゃないのだ。
    というか、男アグネスよろしく子供を連れてビジネスエリアに
    足を踏み入れるほうがどうかしているのかもしれない。”

     漫画家である著者による、
    著者夫婦の育児体験を描いた一冊。
     子供が生まれた直後から離乳食を食べ始める辺りまで、
    育児の難しさをほのぼのとした絵柄で書かれています。

     上記の引用は、
    著者の夫ことツレさんのコラムの中の一文。
    将来いつどのような形でお客になるかわからない、
    しかも長く付き合うかも知れない子供なのに、
    そのような対応でいいのでしょうか?
    子供は自然であるとして、
    自然を排除することで都会は出来ているとは、
    養老孟司氏の著作に書かれていたように思い出しました。
     ウツから回復され、
    子供が生まれて元気にされているところを読むと、
    知り合いでもないのにほっとしてしまいました。

    ーーーーー

  • 地下鉄のなかで夢中になって読んで、読み終えた。まさに今、生後2ヶ月の五部林を育ててるぼく(ら)にとって、勇気づけられる作品。乳児期の個別な悩み(もちろん歓びも)は、普遍なのだと。なんだか涙がこぼれそうになった。

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著者プロフィール

細川貂々(ほそかわ・てんてん)
1969年、埼玉県生まれ。漫画家・イラストレーター。セツ・モードセミナー卒業。パートナーのうつ病を描いた『ツレがうつになりまして。』(幻冬舎)がベストセラーに。テレビドラマ化、映画化される。その他、水島広子医師との共著「それでいい。」シリーズ、今一生氏との共著『さよなら、子ども虐待』(創元社)、『凸凹あるかな? わたし、発達障害と生きてきました』(平凡社)、『がっこうのてんこちゃん』(福音館書店)、『こころってなんだろう』(講談社)、イラストを手掛けた『セルフケアの道具箱』(晶文社)などがある。現在、兵庫県宝塚市で、生きづらさを抱えた人たちが集う「生きるのヘタ会?」を主宰。

「2023年 『ココロの友だちにきいてみる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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