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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022630186
作品紹介・あらすじ
【文学/日本文学】医学の進歩だけでは老・病・死の苦しみは救われない。ロングセラー『「痴呆老人」は何を見ているか』の著者は、患者の終末期に寄り添いながら、詩歌でしか表現できない悲嘆、安堵の心に触れる。釈迦、良寛、一茶、神谷美恵子、江國滋……。
感想・レビュー・書評
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歌には、率直な心情があって、病を語るのに素晴らしい素材だ。
老いと死、病に関するエッセイ。
雑駁だが、味わい深い。
小林一茶が良かった。
・車椅子一つ年とる花見かな
・命かな書くこともなき初日記
・キリンの出産に立ち会う人びと
・痛みの本質は痛みが身体と精神と霊を全人化することにある。
・言葉の網の間隙を満たすものは祈りである。
・ガンの痛みを感じなくなる恵みとしての認知症
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