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- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022642271
感想・レビュー・書評
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はじめて読みました干刈あがた。
もっとおもしろい一冊を書いているのではないかと期待感をあおる小説だったので、評価は低めの☆☆☆
表題作の、母親たちの話は、え…?とギョッとする一文が突然あらわれたり、ただの平和主義者では終わらない日常生活の怖さだったり、逆に良さだったりが、ふんだんに盛り込まれている。
母親のなかでは、結城明子さんが好きでした。
南Q太の「ひらけ駒」みたいな、こどもの主張をちゃんと聞いてあげて、かつ、母親のたくましさがある。
他2篇「雲とブラウス」(行方知れずの兄を捜す話)、「もう一つ」(探偵事務所に勤めているおばあさんの話)も、するすると読めた。
もう一冊くらい読んでみよう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
少し昔の話だけど。こうやって、女子はゆっくり強くなり、あたりまえのことを勝ち取ってきたんだなあと思う。
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