柳生薔薇剣 (朝日文庫 あ 45-1)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022644480

感想・レビュー・書評

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  • ハマるきっかけ。
    山田風太郎や半村良、高橋克彦の系譜に、新しい流れも入っている。

  • 児玉清に「ヤッホー」と叫ばせた「面白時代小説」。凛としてる女性の周りで剣豪がダバダバする話。十兵衛の姉は斬った相手の血飛沫が華に例えられるのでよいですね。
    後半忠長が出てくるけど、ここでは「莫迦殿」だったので、シグルイのごとき驕児忠長を期待するとがっかりします。
    野性味あふれる十兵衛の女装を描けるのは荒山先生だけ!

著者プロフィール

荒山徹

一九六一年富山県高岡市生まれ。上智大学卒業後、新聞社に入社、出版社勤務を経て、九九年『高麗秘帖 朝鮮出兵異聞 李舜臣将軍を暗殺せよ』で作家デビュー。その歴史伝奇小説の作風から「現代の山田風太郎」と評される。『魔岩伝説』『十兵衛両断』『柳生薔薇剣』で第二四、二五、二七回吉川英治文学新人賞候補。第二回舟橋聖一文学賞を『柳生大戦争』で受賞。『白村江』で、第六回歴史時代作家クラブ賞で作品賞を受賞、「二〇一七年 週刊朝日 歴史・時代小説ベスト10」で一位、「第七回本屋が選ぶ時代小説大賞」にノミネートされた。

「2021年 『神を統べる者(三) 上宮聖徳法王誕生篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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