- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022646903
作品紹介・あらすじ
杉下右京と神戸尊が、失われた絵画に秘められた謎を追う「最後のアトリエ」、15年前に起きた殺害事件を調べ直すうちに、思わぬ事実が洗い出されてくる「過渡期」、暴力団事務所で発見された射殺体をきっかけに、捜査一課と麻薬取締部との対立に発展していく「暴発」など、7篇を収録した大人気シリーズ第9弾。「相棒season8」に出演した井上和香による、撮影時のエピソードを交えた解説も必読!連続ドラマ第9シーズンの第1話〜第8話を収録。
感想・レビュー・書評
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おもしろいのと、わけ分かんないのと、両方あった。
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右京さんの正義は時として怖ささえ感じさせます。第5話「暴発」
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2010年10月から2011年3月にかけての放映の第1〜8話分。
(2013/3/7) -
物語としては面白く、ドラマも楽しく見たのだが、本にすると後味のスッキリしない、哀しい面が強調されるのかも・・・。
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最も印象に残ったのが、第7話「ボーダーライン」。日本の福祉政策の不備を強く感じる。日本の社会は、一旦、道を外れてしまうと、もう2度と戻ることはできない、坂を転げ落ちるように、どん底まで落ちていってしまう。弱者は永遠に弱者なんだよな。
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ドラマノベライズ。全体的にずっしりと重苦しい話が多い印象です。でももちろん名作なのですが。
お気に入りは「暴発」。重苦しいけど。登場人物それぞれの「正義」のスタンスがよくわかる一作でした。どの正義が正しいとは言い切れないのだろうな、というのが難しいところです。
印象深いのは「ボーダーライン」。これはまるきり絵空事ではない、という世の中に憂慮します。 -
この巻はけっこう好きな話が多いです。
「最後のアトリエ」は演技がいいので、ぜひ、映像の方で見てもらいたいけど。 -
<ボーダーライン>が、すごく印象的だったので、文庫で読めて良かったなー。
なんかこう、抉られる感じ。色々と。
映像を含めて、忘れられない回です。