百鬼夜行抄 5 (朝日コミック文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版 (2013年10月3日発売)
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022690449

感想・レビュー・書評

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  • 5巻までの感想。つい夏目友人帳と比べてしまうが、こちらの方が、それぞれの登場人物(妖怪)の描写、ストーリーが濃く、絵もうまい。1話完結だが、内容につながりがあり、時間も進んでいる。伏線がいろいろあるので、ひととおり読んでからまた読み返したりが多くなり、読むのにちょっとエネルギーがいるw 晶と三郎さんのカップル好き。

  • 「雲間の月」
    尾崎母娘再登場。感情の起伏が薄い葉子さんと血の繋がらない娘との最後のやりとりが印象的。

    「うす紅色の女」
    中盤からサスペンスな雰囲気。でも全てが明かされた後のことは分からない終わり方で不完全燃焼な気も。

    「魔の咲く樹」
    桜の下には、な話。最初の電話は飯島の誰だ?というか時系列。

    「狐の嫁入り」
    狐の嫁入りがメインかと思っていたら、嫁入りを見た人の話。2つの出来事が1つに。

    「笑う盃」
    彼が求婚した彼女の正体はまさかの。出会いの話興味あるなぁ。

    「秋しぐれ」
    雨宿りの話。殺人というリアルと幽霊という非日常。

    「返礼」
    呪詛の話。司に関する噂ひどいな。律の眼帯のせいで混乱したけど、魔の~の前日譚。

  • 「雲間の月」やっぱりオチとしては互いに一途な夫婦が一番収まりが良い気がした。
    「うす紅色の女」男よりも着物の恨み。
    「魔の咲く樹」日本人の心である桜に取り込まれるって怖い…どこか奇妙な花なのかな。
    「狐の嫁入り」棲み分けって難しい。
    「笑う盃」あの大奥様が、あんな可愛い動物だったとは…。
    「秋しぐれ」雨宿りの間の人助け?
    「返礼」魔の咲く樹のサイドストーリー?

  • ◆今市子「百鬼夜行抄 1~8」

     <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000OIOOP0/decembesdoor-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">ドラマ</a>が面白かったので、つい買ってしまったコミック。
     
     主人公、飯島律は、幻想作家だった祖父の遺伝でもののけが見える。
     妖魔と、どこか天然な飯島家の人々との悲喜こもごも…。

     も、面白かったっす。
     ケチって文庫を買ったんだが、単行本で買えばよかったとちょっと後悔。だって、単行本は<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4257905727/decembesdoor-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">15巻</a>まで出てるもんねぇ。ってことは、文庫になってるのは半分強ってところ? うーーー、奥付を見たら結構間隔あいてるし…。
     困った。
     
     ドラマでは、律を守っている妖魔が、18歳まで守ると契約していて、18になったら食べるという設定になってた。なので、かなり緊張感があった。
     コミックではないってことだったので、どーするんだろうと思ってたら、律の叔父さん伯母さんたちが強烈だったww 従姉もね。
     開おじさん、素敵です<結局素敵オヤジがいると、いいのか自分

     ともあれ、人の欲望というもののいろんな側面をしっかり見せている漫画なのである。
     欲望というか、煩悩か。
     結局、妖魔も、人のそういうものが作り、呼び寄せるのだろう。
     じっくり読むと、とっても深いのであった。

  • 友達から、とりあえずと5巻まで借りました。
    やっと、必死の思いで読み終えました。

    おもしろいことはおもしろいんだけど、同じような(厳密に言うと全く違うけど私にはそう見える)話の連続で、なんだか疲れてきた…。

    でも、友達は「おもしろいよ」と貸してくれたので、「もう続きはいいよ」とは言えない……。

    青嵐がもっと活躍すると思ってたのに、今のところそうでもない。

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