早慶MARCH 大学ブランド大激変 (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.09
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  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022736734

作品紹介・あらすじ

【社会科学/教育】早慶とMARCH(明治・青学・立教・中央・法政の頭文字を合わせた造語)の「ブランド力」は親世代とは一変した! 各大学の難易度・就職力・校風・研究力・学生気質などの変遷を様々なデータを駆使して解説。「ナマ」の情報がわかる、志望校選びに最適の一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 02.01.05

  • ジェンダーの観点で首をひねる記述多数

  • データとしてよくまとめたと思う。しかし、最終章の役割りを主張する部分は、いまいち。

  • 21世紀以降に言われるようになった 早慶MARCHについて、文字通り丹念に分析した一冊。

    細かい情報が入っているので、受験生や就活生、その親は元より、そうでない人が読んでも勉強になるかと。

  • 日本には大学が800近くあるが、
    その中で早慶MARCHと呼ばれる大学は抜群の知名度を誇っている。

    ※念のため、早慶MARCHとは、
    早慶は、早稲田、慶応の頭文字、
    明治、青山学院、立教、中央、法政大学のローマ字表記の頭文字をとったものです。

    この著作は、一言でいうと早慶MARCHの大学情報が、
    コンパクトにまとまっている本という印象。
    深いわけでもないが、浅いわけでもない早慶MARCHの知識を得ることができる。

    近年のそれぞれの大学が行った【大学改革】も、よくまとまっている。
    これらの大学を卒業した人でも、「
    今は、そうなっているのかぁ、変化したな」と、
    思うはずである。

    受験生や進学先を考えている親御さん、また教育関係者の人も、
    有益な情報が多い。

    これから、18歳の人口が確実に減っていく。
    大学経営は、今、生き残りをかけての、競争真っ只中にある。

    現に大学全体を見れば3割近い大学が定員割れを起こしている。
    あと10年で数十校は、新入生募集を停止すること(いずれ廃校)が出てくると言われる。

    みな生き残りをかけて必死である。
    これは早慶MARCHも同じである。

    個人的には、社会人入試制度の各大学の状況・比較が欲しかったなと思う。
    今は生涯学習の時代である。
    継続的学習が一種の資本となっている。
    そういう需要に応えるためにも、早慶MARCHの社会人入試制度を、
    取材してもらったらなと思う。

  • ‹内容紹介より›
    早慶MARCHはなぜ少子化・不況下でも人気があるのか?
    「大学全入時代」と言われて久しい。しかし、早稲田・慶應・明治・青学・立教・中央・法政ー早慶MARCHの志願者はむしろ増加している。
    その理由とは何か?
    受験生の親世代とは劇的に変わった、これらの大学の現状を、ち密な取材と豊富なデータを交えて完全分析!

    ーーーー
    たしかに、7大学の特色について、さまざまな側面からデータをもとに記述されています。
    ただ、どうしても「早稲田は〇〇が強く、出身者は△△で、官公庁へ就職するのは××学部の★%……」というような記述が続くので、読みにくい部分もありました。
    具体的に記述されていた教授や卒業生、学部などがイメージできる早稲田については出身校でもありましたし読みやすいところも多かったのですが、他校についてはイマイチ、イメージがわかず「ふーん」という感覚で読み飛ばしてしまった部分もありました。

    受験生が受験する大学や学部を選ぶために読む、というのも参考になる部分があるとは思いますが、高三になってから、というよりも高校一年生などの時間があってじっくりデータを(読者自身が自分なりに)分析することができるタイミングで読んだ方が効果的かもしれません。
    あとは、受験生が身近にいるという大人にとっては、自分たちが受験したり在学していた時代とは大きく変わっている部分もあると思いますので、そこを知るためには有効な本だと思います。

  • 早慶およびMARCHの実態を、
    データを踏まえて検証している。

    ただし、教育業界の人間でなければ、
    あまり興味のない情報の羅列に
    さめてしまうこともあるのではないか。

    進学校から中堅校の教員は、
    ぜひ読んでおきたい一冊ではある。

  • さまざまなデータからよく調べられている。
    けれども、結局どの大学もそんなに大差はない(もちろん早慶とMARCHの間には大きな差があるが)ように感じられた。私たちが今持っている大学のイメージは、あくまで「イメージ」なのだろう。
    結局、どの大学に行っても、自分で学んでいくことが大切なんだろうなと解釈した。

  • ”へえ~!?”って感じの内容です。
    まあよく情報を抽出して整理されているような気がしますが
    その情報を並べても、”それで?何?”っていう感じが
    感想になります。
    まあそれぞれ総合大学で、ある程度ブランドがあって
    なので、ある面からの切り口で論評すれば
    そういうことになるのでしょう。
    もうすぐ受験を迎える息子を持つ親としては、なるほど
    という部分もありました。
    また、大学ビジネス的なことを考えるとすると、地方大学や
    7帝大だけではなく、やはり早慶(上理)(G)MARCHは
    はずせないと思います。

  • 早稲田
    慶應
    明治
    青山学院
    立教
    中央
    法政

    歴史と伝統があり誰もが知っている大規模私立大学として
    「早慶MARCH」の7校を取り上げ
    入試倍率、学費、難易度、就職実績などの基本情報から
    学食や福利厚生、おしゃれ度や読者モデル数、教員、出身者まで
    多様なデータで多角的に比較する

    硬派の早稲田、お坊ちゃんの慶應、おしゃれな青山という
    かつてのイメージはいまも健在か?

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著者プロフィール

1960年神奈川県生まれ。教育、社会問題を総合誌などに執筆。『神童は大人になってどうなったのか』(太田出版)、『東大合格高校盛衰史』(光文社新書)、『ニッポンの大学』(講談社現代新書)、『早慶MARCH 大学ブランド大激変』(朝日新書)、『高校紛争 1969-1970』(中公新書)、『反安保法制・反原発運動で出現── シニア左翼とは何か』(朝日新書)など著書多数。

「2023年 『特色・進路・強みから見つけよう! 大学マップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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