- Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
- / ISBN・EAN: 9784023304536
作品紹介・あらすじ
映画「かもめ食堂」「めがね」「プール」のフードスタイリスト、飯島奈美がつくる映画ゴハン。作っておいしい観て楽しい、70のレシピ。
感想・レビュー・書評
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2009年発表。
『かもめ食堂』『南極料理人』『トイレット』『舟を編む』などの映画作品や
『深夜食堂』『ごちそうさん』などのテレビドラマ、
『パスコ 超熟』『日清チキンラーメン』などのCMでもお馴染みのフードスタイリスト・飯島奈美さん。
そんな彼女が手がけた映画や食べ物が出てくる小説に登場する料理シーンを
70ものレシピと共に再現した涙ものの一冊です(笑)。
『かもめ食堂』で飯島さんを知って以来この人の料理の虜になって、
彼女が携わってるのなら映画も観てみるかってくらいハマってます(笑)。
自分はボクサーという特殊な仕事柄、好きなものをお腹いっぱい食べられないことが多いので、
その反動で試合が終わった途端食べたいものを食べて、かなり拘って料理を作ったりします。
(減量時には食べ物のテレビのCMを見ただけで心乱されるので
文明の利器のない山に籠もってます笑)
ちなみにこの本で紹介されているのは『かもめ食堂』のおにぎり、『めがね』の氷あずき、『南極料理人』の鶏の唐揚げなどの飯島さんが手掛けたものから、
『ショーシャンクの空に』のアップルパイ、『ショコラ』の生チョコ、『アメリ』のクレームブリュレ、『クレイマークレイマー』のフレンチトーストなど誰もが知ってる洋画に出てくる料理、
そして『今日の猫村さん』のネコムライス、
吉本ばななの『デッドエンドの思い出』のカレーライス、『深夜食堂』のタケノコご飯など、
小説や漫画の中の料理を実際に再現したものもあって、
見てるだけでお腹の虫が鳴りだします(笑)。
写真もスゴく綺麗だし、
映画好きなら、いや食べることが好きなら
誰もが笑顔になれますよん。
それにしてもなんで映画に出てくる料理は
あんなに美味しく見えるんやろ〜( >_<)
『ブレードランナー』の
酸性雨降りしきる近未来のロサンゼルスで、ハリソン・フォードが食べてたうどんとか、
『恋する惑星』のパイナップル缶とか、
『パルプフィクション』でサミュエル・L・ジャクソンが食べてたチーズバーガーとか、
『ミリオンダラーベイビー』のレモンパイとか、
『ダーティーハリー』のデッカいホットドッグとか、
『フライド・グリーン・トマト』のアラバマ州名物の緑の揚げトマトとか、
『タンポポ』のチャーハンとラーメンとか、
『間宮兄弟』の塩むすびとか、
アニメなら『天空の城ラピュタ』のパズーとシータが洞窟で食べる目玉焼きの乗ったパンとか、
『ハウルの動く城』の分厚いベーコンエッグとか、
『コクリコ坂から』のお肉屋さんの揚げたてコロッケとか、
『アルプスの少女ハイジ』に出てくるデッカいチーズに
『銀河鉄道999』の合成ラーメンと噛み切れないほど分厚いビフテキ(笑)、
あと『ハクション大魔王』の大量のハンバーグとか…
はぁ~、妄想特急が止まらへんくなるわ~(汗)( ̄。 ̄;)
★映画『タンポポ』のオムライスを作るシーン↓
https://www.youtube.com/watch?v=KX7WsnMBO44&feature=youtube_gdata_player
★映画『南極料理人』食事シーン↓
https://www.youtube.com/watch?v=0msdRtllG3I&feature=youtube_gdata_player -
表紙は「かもめ食堂」のシナモンロール!
ああ、それだけで無性にコーヒーが飲みたくなってくる。
フードスタイリスト・飯島奈美さんが携わった映画の1シーンに登場する料理や、彼女が観た、あるいは彼女の好きな映画に登場する料理がレシピ付きで掲載されている。
もちろん、一般家庭で再現できるよう、やさしい作り方にアレンジしてくださる心配りも抜かりなく。
その料理が出てくるシーンのあらすじが載っているものもあり、かつて自分が観た映画なら「ああ、あのシーン」と回顧し、未だ観ぬものならば、脳内いつか観たい映画チェックリスト(?)に書き書きし。
巻末にはお仕事日記も収録されていて、私たちの目には直接届かない フードスタイリストのお仕事の苦労も垣間見ることができる。
撮影では時間との戦い、されどやはり美味しく作らなくては意味がない。
大ざっぱな私には無理。
けれど、本当に楽しそうにお仕事をされている飯島さんの姿って、キラキラしてて素敵だなぁって思う。 -
やっぱり生きていくには食は絶対必要な事。
映画の中にも必ずある食事シーン。
最近、映画見てないな~ -
きっと レシピっていうよりも
写真がかわいくて何度も見てしまう
盛りつけ方 キッチンの見せ方 が勉強になりました -
奈美さんの手から作り出されるものは、
どれもシンプルだけど、すごく温かい。
映画に出てくる美味しそうな食べ物は、
奈美さんが作ったものが多い。
やっぱり、
かもめ食堂の「シナモンロール」と、
プールの「揚げバナナ」
だなぁ。。。-
hanemimiさん。
お名前何かいいですね。
ありがとうございます。
映画の方が呼んでいる・・・なんともいい表現ですね。
そう...hanemimiさん。
お名前何かいいですね。
ありがとうございます。
映画の方が呼んでいる・・・なんともいい表現ですね。
そうですね。
きっとそうなんでしょうね。
だって、あんなにぴったりですもんね。2012/06/08 -
わぁ〜
俺もコレ、持ってます(^O^)
飯島さんの料理って
特別スゴいものはないんやけど、
とにかく愛情が感じられる
素朴...
わぁ〜
俺もコレ、持ってます(^O^)
飯島さんの料理って
特別スゴいものはないんやけど、
とにかく愛情が感じられる
素朴だけど
あったかい料理が多いっスよね♪
これも眠れない夜なんかに
ぱらぱらめくって
お腹が鳴ってもお構いなしに
妄想特急暴走させています(笑)(*^o^*)
ああ〜
なんかお腹減ってきたぁぁ〜(>_<)
2012/06/15
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グレーテルのかまどのシネマ版。
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コロナ禍のおうち時間にピッタリの一冊。再読して最料理して、英気を養った。美味しいものって元気が出る!
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目がおいしい、映画を彩る料理の数々
どれも観たくなるし、作りたくなる -
映画に出てくる食べ物ってほんまに美味しそうに見える。好きな料理チェックしてまた作ってみよ〜。
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★2015/11/25読了。
わぁーっっ!(>o<)
kwosaさん、お久しぶりです!
半年も放置していて僕も言えないけど、
まったく音沙汰なかったんで正直心配...
わぁーっっ!(>o<)
kwosaさん、お久しぶりです!
半年も放置していて僕も言えないけど、
まったく音沙汰なかったんで正直心配でした(汗)
まさかもう会えないのかとむっちゃ焦りましたよーっ(笑)
(つか、実際会ってはいないんやけど笑)
でもホンマ戻ってきてくれて良かったぁぁ~(T^T)
僕は4ヶ月入院して恐ろしく太ったけど(笑)
今は子供のように元気です(^^)
へぇ~!飯島奈美さんの料理
矢野顕子さんもハマってたんスね~(笑)
「鶏のしょうゆ焼き」か~
なんか料理名だけで、ジュワーっと唾が溢れてきたし~( >_<)( >_<)( >_<)
なんかビールが合いそうですよね。
あはは(笑)
確かに名作と呼ばれる作品って
料理や日常の食べるシーンも手を抜いてない感じはします。
食べることは生きることの基本だから
そこが描かれてないとなんか一気に嘘臭く思えるし。
でたぁぁーっ!
『カリオストロの城』のミートボールパスタ(笑)
まさにあれは毛糸玉ですよね!
ジブリの食事シーンは今すぐ買いに走りたくなるくらい食欲を増進させますよね~(笑)
以前テレビでたまたまやってた 『コクリコ坂から』を観て、
翌日、肉屋のコロッケ買っちゃいましたもん (笑)♪
完璧踊らされてるしぃ~(笑)
ジブリの食の描き方は昔から一貫して美味しく見せることに重きを置いていて、
カット割りや構図にしても緻密に計算して、
実物よりワザと大きく鮮やかな色で描いて
みずみずしさを出してるって聞いたことがあります。
『幸せの黄色いハンカチ』の出所直後の健さんが
ビールを飲んでガツガツとラーメンとカツ丼を食べるシーンは
監督には内緒で絶食してたらしいですね。
だからこそあのリアリティが出たんだし、
役者仲間でも食べるシーンが一番難しいって言ってたなぁ~
あっ、実は池波正太郎はまだ未読なのです!(汗)((((((゜ロ゜;
食が美味そうな小説でオススメありますか?
ほんと、ご無沙汰してすみません!
『春待ちの姫君たち』と『夏への扉』へは返事をさしあげています。
「鶏のしょ...
ほんと、ご無沙汰してすみません!
『春待ちの姫君たち』と『夏への扉』へは返事をさしあげています。
「鶏のしょうゆ焼き」ほんとに簡単で抜群にうまいですよ。ごはんのおかずにも酒のおともにもいける! そう、ビールが飲みたい!!
>食べることは生きることの基本だから
ですよね。
そして、食に限らず日常生活のささいなところに生活の息吹が感じられるかどうか。
特に映像作品ではそういうところのリアルさや嘘くささが気になってしまいます(なんで違う環境で育って趣味も指向も違う二人が、同じスタイリストが同じ店で選んだ似たような服を着ているんだ!! とか)。
池波正太郎、僕も小説は『鬼平犯科帳』と『剣客商売』くらいしか読んだ事はないんですが、湯豆腐ひとつ取ってもうまそうでうまそうで。
エッセイのほうも食にまつわる話がいっぱいでてきていいですよ(独特のダンディズムも円軌道の外さんにはグッと来るかも)。
あと『鬼平』は中村吉右衛門のドラマ版が素晴らしいので、円軌道の外さんはそっちから入るのもいいかも。
女にだらしなくてお調子者だけど憎めない同心、木村忠吾には我らが尾美としのり。
もと盗賊でいまは鬼平の密偵・おまさに、クールビューティー梶芽衣子。
他にもはまり役のオンパレードで最強の布陣。
時代小説の映像化では傑作の部類ではないか思っているのでDVDで初期の方から是非!
kwosaさん、お気に入りポチと
沢山のコメントありがとうございます!
僕は肉の中で豚より牛より鶏肉が一番好きなんで、
もうネ...
kwosaさん、お気に入りポチと
沢山のコメントありがとうございます!
僕は肉の中で豚より牛より鶏肉が一番好きなんで、
もうネーミングからして
ヨダレたらたらになりますわ~(笑)(>o<)
「鶏のしょうゆ焼き」レシピ探してみますね♪
kwosaさんの言う、
“食に限らず日常生活のささいなところに生活の息吹が感じられるかどうか”
って絶対大事ですよね。
ちょっとした食事のシーンや毎日の習慣や嗜好品などの書き込み一つが
物語の中の登場人物たちが生きて息をしてるかどうかを左右すると思うし。
あはは(笑)
kwosaさんの
『なんで違う環境で育って趣味も指向も違う二人が、同じスタイリストが同じ店で選んだ似たような服を着ているんだ!!』って例えには爆笑でした!
そうそう、そういうちょっとしたことですよね(笑)
そこをリアルに設定してるかどうか、
読者や観客などの受け手側の視線を意識してるかどうかで
作り手側の本気度が分かるし、
受け手側が物語や作品に共感できるかどうかの一つのポイントになってきますよね。
(その話で思い出したのは江國香織原作の映画『間宮兄弟』です。佐々木蔵之介と塚地武雅の兄弟は容姿はまったく似てないし、趣味や生き方も違うんやけど、根っこのオタク気質って部分では共通するところがあるし、夜食に食べる塩おむすび一つで「ああ~、この二人は紛れもなく兄弟なんや」って観る者に理解させる設定や演出が見事でした笑)
さっすがkwosaさん!
kwosaさんの僕のツボを突いた説得力あるオススメ文読んでると、
池波正太郎俄然気になってきました!(笑)
つか、独特のダンディズムなんて言われたら
読まないわけにはいきませんよ~(笑)
小説なら『鬼平犯科帳』と『剣客商売』あたりからが
やっぱとっつきやすいんですかね~
うう~!やっぱDVD欲しいなぁ~( >_<)
いまだに故障してから買い換えてないんで…
(尾美としのりに「我らが」と付けるところからして、僕たち世代をよく分かってらっしゃるし、
kwosaさんの言葉は信用できるんですよ笑)