図解ロジカル・トレーニング 「考える力」「ひらめく力」を強化する!

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.00
  • (1)
  • (3)
  • (5)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 89
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023304659

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ■理由
    考える力をつける


    ■気づき
    ロジカルシンキングには物事の階層を揃える力が必要


    ■アクション
    問題や、タスクなど洗い出した後は
    ぶら下がりの図で階層を揃えたものを
    紙に書きだす。

    自分の頭の中が整理されているか確認

  • 辞書的にこれからも使います。

  • ロジカルトークスルー=ロジカルな図解とその言語化(ようはその図解を説明して見る)についての本。
    ロジカルに図解・可視化することで、「考える力、ひらめく力」を養う。図解・可視化したものを、言語化して内容を検証する。図解ではわからなかったような矛盾点や整合性のない点に気づき修正できる。
    ロジカルトークスルー、これによって右脳、左脳がうまく働いて良い結論にたどり着ける。

    25の演習は、ツリー図やベン図、2×2マトリックスなどについて、事例(ダラダラした文章)を図解で整理し、その説明文を考えるというもの。
    ボリュームの割に、内容がといった感もあるが、図解⇨言語化といったコンセプトはわかりやすくためになった。

    10.12.05読了
    池田
    時間1.5h
    評価○△

    目次

    PART1 なぜ、今思考力が必要なのか?
    走り方を知らないトップランナー
    「頭がいい」とはどんな人
    これまでの教育が目指した「頭の良さ」は何をもたらしたか
    フィンランドの教育はユニーク
    マインドマップを上手に活用
    「ミクシ?」という教育法
    なぜ、フィンランド式が生まれたのか
    なぜ日本はフィンランド式をまねできないのか
    日本語は思いつくままに話せる
    何となく話が通じてしまう
    通じているようで通じていない
    なぜ、「通じやすい」環境なのか
    通じるという錯覚は怖い
    伝える努力をしない。だから「考える力」「ひらめく力」が育たない
    日本人のための「考える力」を提案する
    ポイントは脳の使い方で決まる
    脳とは何?
    これまでの教育では左脳しか使われていなかった
    右脳を使うと空間処理、イメージ処理が簡単にできる
    図解・可視化すると「考える力」「ひらめく力」がアップする
    文章だけでは決して望めない力がどんどん養える
    考えるポイントがハッキリする
    右脳だけでは十分ではない。左脳も使う
    言語力が思想に影響する
    左脳の働きで「考える力」を向上させる
    言葉だけでは考えがまとまらない
    結局、何が言いたいのかわからない
    ロジカル・トークスルー演習の進め方

    コラム1
    ロジカル・トークスルーの効果:タイムマネジメントが簡単にできる

    コラム2
    ロジカル・トークスルーの効果:企画書の作成が簡単にできる

    コラム3
    ロジカル・トークスルーの効果:商談がおもしろいほどまとまる



    PART2 ロジカル・トークスルー 25パターン演習

    パターン1 割合の分析や比較を通じて内容を説明する
    パターン2 階層的に整理し、内容を説明する
    パターン3 3階層に整理し、内容を説明する
    パターン4 時間の経過に沿って、内容を説明する
    パターン5 時間軸で整理し、内容を説明する
    パターン6 段階を追って整理し、内容を説明する
    パターン7 共通性をもとに、まとめた内容を整理する
    パターン8 総体的視点で、対比する複合内容を説明する
    パターン9 総括的視点で、対比する総体的内容を説明する
    パターン10 区分を通じて整理された内容を説明する
    パターン11 相反する要素で分析し、変化する内容を説明する
    パターン12 階層的に整理し、内容を説明する
    パターン13 段階的な整理を通じて、レベルアップする内容を説明する
    パターン14 相互の関係を整理し、包含し合う内容を説明する
    パターン15 重なり合う状態を整理し、共有される内容を説明する
    パターン16 複数の分類を通じて、整理された内容を説明する
    パターン17 位置や方向性などを整理し、偏差分布する内容を説明する
    パターン18 基軸を持って分析し、位置や量の異なる内容を説明する
    パターン19 相互の関係を整理し、因果関係にある内容を説明する
    パターン20 重要度に違う複数の情報を整理し、関連性を示して内容を説明する
    パターン21 組み合わせにより、より大きなものに帰結する内容を説明する
    パターン22 相互の関係を整理し、相関的な因果関係にある内容を説明する
    パターン23 混在する内容を整理し、複数の原因と結果となる、その内容を説明する
    パターン24 互いの関係を整理し、循環する内容を説明する
    パターン25 二律背反にあるものを比較し、バランスを表す内容を説明する

著者プロフィール

安田 正(やすだ・ただし)
株式会社パンネーションズ・コンサルティング・グループ代表取締役。
対人対応トレーニング、交渉術、ロジカルコミュニケーション、プレゼンテーションなどのビジネスコミュニケーションの領域で、官公庁、上場企業を中心に講師、コンサルタントとして指導実績を持つ。
東京大学、京都大学、一橋大学などでも教鞭をとる。
元早稲田大学グローバルエデュケーションセンター客員教授。
自分の「強み」を知って活かすことで、誰もが仕事でも人間関係でも必要とされ、魅力的な存在になっていく。その具体的な方法を、体系的かつ実践的にまとめたのが本書である。
主な著書に、『できる人は必ず持っている一流の気くばり力』(三笠書房)、シリーズ累計92万部の『超一流の雑談力』(文響社)、『英語は「インド式」で学べ!』(ダイヤモンド社)、『超一流 できる大人の語彙力』(プレジデント社)、『図解 超一流の時間力』(日本文芸社)など多数。

「2023年 『できる人は必ず知っている一流の自分の魅せ方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

安田正の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×