- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784023309821
作品紹介・あらすじ
バカな政府を持つと高くつく。過去の延長線でしか考えない官僚と、政局しか頭にない政治家に任せておけば、日本は間違いなく衰退する。しかし、バカな政府をつくったのは国民であり、結局のところ自分たちで変えていくしかない。過去に成功した「ニッポン・モデル」はすっかり陳腐化し、硬直化した。いまこそゼロベースの大改革を断行し、新しい日本をつくるときだ。ベストセラー『平成維新』以来の本格的な国家戦略論。
感想・レビュー・書評
-
最近一段と出版の頻度が上がってきた著者ですが、自分は一通り大前氏の本は読むようにしています。それぞれの本の中で参考になる部分が何点かあり、共感できるところも多いです。読みやすい構成でまとまっている為、スタッフに読んでもらうにも良い本が多いのです。現在の日本の問題点、政治、官僚については全く同意見です!!税についての考え方も同意見です!! 日本が世界の中で生き残っていくためには変えるべき点が本当に多いのです。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
愚痴が年ごとに増えている気がするけど、ビジョンが魅力的。
道州制が必要なのは、細かい都道府県と霞が関の間で地域の個性やビジネスを呼び込む中国の地方都市のような組織が必要だから。
日本の狭い国土に100の空港と1200の貨物港があるのは、幕藩体制の地域間のままの自己主張が通ってしまっているから。2010年まで養蚕農家に補助金が出ていたくらいの中央集権の弊害。 -
著者の主張は一貫しているが、実行は誰ができるのか。そろそろ真面目に考えないと手遅れになる。
-
天皇の退位を控え、平成を総括する機会を多く目にする。その多くの論調が、「日本の停滞」。
では、なぜそうなってしまったのか?
これは、日本のステージが成熟社会へと突入したにもかかわらず、戦後成長を前提としたメカニズムのまま、変化に適応できない、「ひずみ」「機能不全」の一言に尽きる。依然として国が、政治が、何とかしてくれる。。。こんな待ちのメンタリティー。
どうしたらいいのだろうか?
そんなヒントを得たくて、過去に読んだ本も含め、ぱらぱらと目を通している。この本もその1つ。
大前研一氏の20年来の主張である、「道州制」という統治機構をはじめ、教育、徴税、について、21世紀の中でどのように世界と戦っていくか、についての多くの洞察が含まれている。
「世界には日本の参考になる国はいくつもある。国のサイズは小さくても、GDPのトータル順位は高くなくても、集団知を発揮したり、突出した人材を生み出したりして、21世紀のグローバル経済で輝きを放っている国。」大いに学ぶ素材は、どこにでも揃っていて、そして簡単に学べるインフラが誰の手にもある。
官僚の不祥事、政治家の不祥事、企業家の不祥事・・・こうした負の側面を生み出す問題点を理解した上で、大切なことは未来に向かって、少しでも行動し、自分を変えることだ。 -
1
-
荳?蟷エ縺サ縺ゥ蜑阪?螟ァ蜑咲?比ク?縺輔s縺ョ譛ャ縲ゅ%縺ョ5蟷エ縺サ縺ゥ縺ョ髢薙↓螟ァ蜑肴ー上′蜃コ縺励◆謾ソ豐サ邨梧ク育ウサ縺ョ譛ャ縺ョ邱上∪縺ィ繧∫噪縺ェ蜀?ョケ縺?縲よ帆豐サ繧偵↑縺?′縺励m縺ォ縺玲帆螻?縺ォ諡俶ウ・縺吶k謾ソ豐サ螳カ繧?次逋コ蝠城。後?∝ー大ュ仙喧繧定レ譎ッ縺ィ縺励◆譌・譛ャ邨梧ク医?繧キ繝・繝ェ繝ウ繧ッ縲∬イ。謾ソ蝠城。後↑縺ゥ繧呈嫌縺偵?√◎縺ョ繧シ繝ュ繝吶?繧ケ縺ァ縺ョ謾ケ髱ゥ繧偵→險エ縺医k縲よ悴縺?螟ァ蜑咲ッ?縺ッ蛛・蝨ィ縲
-
【ノート】
・訣別とは過去への批判ではなく、ゼロベースで現状に合ったものを構想するということ。
・グレートソサエティ→イギリスのビッグソサエティ(スモールガバメントとかビッグガバメントとか)
・朝日新聞社からだからメディア批判がないのか、というのはうがってる? -
国家戦略集大成。企業戦略の教科書としても使える。データに基づいた深い洞察による提言だからこそ響く。日本の分析してると気分が滅入るが明るい未来を作る責務は各々にあるな。自責。
-
時間があれば
-
日本人は追い込まれた方が強い。
民主党の原子力対応はとにかく最低、最悪だったようだ。
しかし民主党も大前さんに頼みたくなかったんだろうな。
小沢がいつまでも政局の中心にいたのは、彼のかつての番記者がまだ成仏していなかったから。
政治家が政局を求めるのは、政局をもてあそんでいるときに一番マスメディアの注目が集まるから。
本来、自分の能力は自分で判断すべきで、自分でできると思うからやりたいことをやる。
今日の中国の市場経済化、経済成長もとをたどれば小さな勝利から始まった。小さな勝利の火種をお越し、改革開放政策を段階的に進めていくことで火種を大きくしていくことで、中国の経済成長は燎原の火のごとく勢いを増していった。