お金は「歴史」で儲けなさい

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023313699

感想・レビュー・書評

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    私の知りたかった事が書いてある。

    お金の歴史を知りたいなら、これ。

    さすが、加谷さん。

  • お金は「歴史」で儲けなさい

    ・株価が持つ、超長期トレンド:15年から20年程度

    ・スタグフレーション(不況でインフレ)からの資産防衛:ある程度の基礎体力があり、
    グローバルに展開している、あるいは需要が減らない商品を扱っている企業の株
    例)グローバル、生活必需品、不動産

    ・ハイパーインフレ:月率50%を超える物価上昇率
    次の順番で価格が上昇する:為替→金→物価→不動産→株価

    ・1938年国家総動員法の遺産:企業系列や終身雇用により、政府から強制されたもの

    ・戦争にかけられる費用の上限:GDPの10%

    ・バブル崩壊のタイミング:総融資残高がGDPの1、5倍ほど

    ・マネタリーベース:日銀が金融機関に提供しているマネーの量
    ・マネーストック:金融機関から市中に提供されるマネーの総量

    ・バブルは単なるマネーの移動


    日本株130年間の超長期チャートが良かった。

  • タイトルの通り、経済は循環している、だからその歴史を知っていれば、今後の予測しやすいという内容。

    わかりやすく、参考になることが多かったです。

  • 歴史は繰り返す、から学ぶ資産運用。なんだかんたで、アメリカ好調は続くので、関連株へ長期投資が無難か。

  • 長期投資といっても10年くらいと考えていたが、これまでの歴史の中でもっと長期的な傾向を知ることが必要と感じた。また、非常事態にどのような現象が起き、どう対応すればよいか、なんとなくでも考えておくことの必要性を感じた。歴史を俯瞰でき、読みやすい内容で良かった。

  • 読みやすい本です。アベノミクスは成功しても、失敗しても日本は、インフレになる。アメリカは、今後、人口も増え続け、エネルギーを自給できる状態になるので経済成長する。米国株への投資を勧めている。ズバズバと具体的なことが書いている。192頁 脱字 誤 これだけは無味乾燥なので 正 これだけでは無味乾燥なので 第3刷で修正されていないので、意図的にこの表現にしているのか、読み間違いか判然としない。全体的に丁寧に書いていると感じる。日本には明るい未来はなさそうです。

  • 無論未来は分からないので、本書から得られるのは歴史の知識になる。歴史を俯瞰して明日の経済を読むといったところは、目新しくはなくとも重要ではあるので興味を持ったが、やや煽情的なタイトルに思えた。

  • 明治・大正・昭和から資産運用を行った場合について、具体的な検討があったり、戦争と投資の関係、世界の富豪家の投資についてなど、非常にまとまっていて、面白い。今後の投資方針を考える上で、ぜひ読むべき一冊だと思う。
    また、折にふれて読み返したい。

  • タイトルと視点はよいが、興味をもって読み続けられる内容ではなかった。

  • 良かったので、メモをした。
    アメリカは勝ち続ける。
    中国バブル崩壊危機←総融資残高がGDPの1.67倍!。通常バブルが崩壊する水準=1.5〜1.6倍。
    <中国株カラ売り推奨?>
    アベノミクスは意図的にインフレを起こすのが目的。
    インフレではなくスタグフレーションになる可能性あり、スタグフレーションなら株価はボックス圏となる。
    インフレなら借金をしても土地を買う。REITも。
    ハイパーインフレ時、為替→金→物価→不動産→株価、の順で上昇する。インフレが予想されるとき安値の株を見つけ買っておく。
    インフレ激化が予想されるとき、まず為替でリスクヘッジし、次に割安なものが有れば不動産や株に投資する。
    アメリカなら、P&G、ジョンソン&ジョンソン、ウォルマート、ホームデポ、GE、キャタピラー、ダウ・ケミカル、マイクロソフト、インテル。
    日本なら、トヨタ、ジャムコ、東レ、ソフトバンク、LIXIL、REIT。
    日米ともに戦争懸念なら(軍縮時代に買っておく)、ロッキード・マーチン、レイセオン、三菱重工。

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著者プロフィール

経済評論家。仙台市生まれ。1993年東北大学工学部原子核工学科卒業後、日経BP社に記者として入社。野村證券グループの投資ファンド運用会社に転じ、企業評価や投資業務を担当。独立後は、中央省庁や政府系金融機関などに対するコンサルティング業務に従事。現在、「ニューズウィーク(日本版本誌)」「現代ビジネス」など多くの媒体で連載を持つほか、テレビやラジオで解説者やコメンテーターを務める。著書に『新富裕層の研究』(祥伝社新書)、『戦争の値段』(祥伝社黄金文庫)、『貧乏国ニッポン』(幻冬舎新書)、『縮小ニッポンの再興戦略』(マガジンハウス新書)など多数。

「2022年 『スタグフレーションーー生活を直撃する経済危機』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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