お金は「歴史」で儲けなさい

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023313699

感想・レビュー・書評

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  • 日本はインフレに向かっている。それも最悪スタグフレーションになるかもしれない。円安とインフレは将来の日本にやってくる可能性が高いものだ。
    インフレが来たときに価格が動く順番は、為替→金→物価→不動産→株だそうである。このタイミングを捉えて投資するのが良い。ただ今の日本において地方の不動産は役に立たない。
    戦争が景気を回復させることも多い。もしそうなったらありきたりだが、ロッキードマーチン。
    そしてやはり新たなイノベーションが大きなバブルを生む。次に出てくるものの最有力候補は人工知能だ。ITが人間の職を大きく奪ったが、人工知能は更に知的労働をも奪うかもしれない。具体的な投資先はまだ不明だが、個人的にはその先駆けとして海外の自動運転関連企業に期待している。

  • 今月の本の中でのイチオシの1冊です。歴史は必ず繰り返します。歴史をしっかりと学ぶことで、これから起こることがわかります。今後の投資に活用できることが目白押しです。

  • 報道2001

  • 歴史は繰り返す。まさに、その言葉が当てはまるのは、この「お金」に関しても同様ではないだろうか。

    昔から、人はお金の魅力に取りつかれ、如何に増やそうか頭を使う。そこには、何も考えない人と、常に考えている人の差が出る事は当然の出来事。

    投資に関しても、儲かる相場があればその反対も然り。ただ、歴史を通してみると、ある程度の法則性が見れることも。そこを、どのように自分で咀嚼して活かせるか。

    現状も常に同じ状態で続く訳ではなく、その繰り返しを「歴史」を通して考えてみると、少なからずチャンスが見えるのでは。

  • 量的緩和で円安とインフレに向かう戦後の日本。こんなところでも歴史は大事。

  • 同じく歴史と相場の関係を著そうとしたバートンヒッグス著の『富・戦争・叡智』よりも分析的で時代のトレンド感も理解できて読みごたえがあった。

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著者プロフィール

経済評論家。仙台市生まれ。1993年東北大学工学部原子核工学科卒業後、日経BP社に記者として入社。野村證券グループの投資ファンド運用会社に転じ、企業評価や投資業務を担当。独立後は、中央省庁や政府系金融機関などに対するコンサルティング業務に従事。現在、「ニューズウィーク(日本版本誌)」「現代ビジネス」など多くの媒体で連載を持つほか、テレビやラジオで解説者やコメンテーターを務める。著書に『新富裕層の研究』(祥伝社新書)、『戦争の値段』(祥伝社黄金文庫)、『貧乏国ニッポン』(幻冬舎新書)、『縮小ニッポンの再興戦略』(マガジンハウス新書)など多数。

「2022年 『スタグフレーションーー生活を直撃する経済危機』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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