- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784023314092
作品紹介・あらすじ
【文学/日本文学評論随筆その他】大人には、寄り道が必要だ。『老人と海』『カラマーゾフの兄弟』『高慢と偏見』『百年の孤独』『戦争と平和』『嵐が丘』『異邦人』……。誰もが知っているけれど、通読したことがない世界の傑作文学のポイントを凝縮してお届け。滋味あふれる良著。
感想・レビュー・書評
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名前だけ聞いたことあるっていう名作があらすじで簡単に読める。
いろいろ読んでみると興味も湧くし、そもそも最初から読んで挫折するっていう経験をしなくていいのが素敵。
あらすじがもうわかってるわけだから、もしかしたら最後まで読み切れるかも。
続編早く読みたい。
いろいろな名作に触れられるって面白い。
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読了。コレ1冊で18冊の海外文学作品のあらすじと解説を載せてしまおうという意欲作。内容はよくわかったけど、とくに全編を読んでみようと思わせるようなものはなかった。強いて言えば「若きウェルテルの悩み」「神曲」は読んでみてもいいかな。
といっても、うち11冊は読んだことがあった。ちなみに、その11冊の中で自分のオススメは、「百年の孤独」「戦争と平和」「レ・ミゼラブル」の3冊である。 -
嵐が丘やカラマーゾフの兄弟、白鯨など、言わずと知れた名作を要約してくれている本。
名作といえどもこの類は、国も違えば時代背景も違う。ボリュームも何百ページに渡る訳です。期待だけで読み進めるにはちょっとハードルが高い。でも教養のためにもストーリーくらいは知っておきたい……
そんな私にピッタリの本でした。ストーリーは8ページ程にまとめられ、時代背景や著者の生き様についても解説してくれています。長いものを短くまとめる作業はセンスが求められますが、本書の著者で翻訳家の本田氏の要約はとても読みやすかったです。
次に読みたい本を決めあぐねている人にオススメ。しかし、本書を情報誌的にでなく読書として楽しむには、シンプルすぎて物足りないかもしれません。