ありがとうともだち (おれたち、ともだち!)

著者 :
  • 偕成社
3.91
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本棚登録 : 981
感想 : 77
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784032321203

作品紹介・あらすじ

おれのともだち、キツネが、はじめてのおとまりにやってきた。うれしくってたのしくて、いいとこみせようってはりきって、ついいっちゃったんだ。でっかいウソを。だって「オオカミさん、すごいね」ってキツネがおれをみると、むくむくちからがわいてきて、なんでもできるきがするから。キツネ、みてろよー。ウソだってホントにしちゃえばいいよな。がっかりさせたくないからな…。3歳から。

感想・レビュー・書評

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  •  大物を釣り上げたと見栄を張ってしまったオオカミ。キツネと海へ出掛けたが、釣針には小魚一匹掛からない。釣果が全くふるわずイラつくオオカミだが……?


     図書館本。
     降矢ななの新境地?! コマ割り形式のページが登場する。
     絵をたくさん見られてお得ではあるが、ちと見づらい。このへんは好みの問題かな。私は「風が吹くとき」みたいな画面だと読む気が起きない方なので。

     プライドの高いダメ亭主(オオカミ)と、モチベーションを上げるのが上手い糟糠の妻(キツネ)みたいな図式になってきた(笑)。

     ところで、小ダコ、煮付けて食べないの? もったいない。

  • Macomi55さんの本棚から図書館予約
    内田麟太郎作・降矢なな絵
    「おれたちともだち!」シリーズ
    最初の「ともだちや」がものすごくよくて
    このシリーズ、大好きです
    読み聞かせにと思いましたが、
    夏まで待つことにします(^^♪

    降矢ななさんの絵が画面から弾けていて
    一緒に自転車に乗って海に行ってしまいます

    ともだちっていいな

    ≪ まるごとの うみをつったよ きみのため ≫

    • Macomi55さん
      はまだかよこさん
      読んで頂けて嬉しいです!
      この本はすごくおすすめなのです。
      内田麟太郎さんと降矢ななさんは最高のコンビですね!
      はまだかよこさん
      読んで頂けて嬉しいです!
      この本はすごくおすすめなのです。
      内田麟太郎さんと降矢ななさんは最高のコンビですね!
      2023/12/07
    • はまだかよこさん
      Macomi55さんへ
      ほんと、最高!ですね。
      ホロッとさせるストーリー
      ダイナミックな構図、ちょっとにくらしい表情(笑)
      大好きで...
      Macomi55さんへ
      ほんと、最高!ですね。
      ホロッとさせるストーリー
      ダイナミックな構図、ちょっとにくらしい表情(笑)
      大好きです

      わざわざコメントありがとうございました
      2023/12/08
  • キツネはオオカミさんのおうちで初めてのお泊まり。
    「あしたは海へ連れてってやるからな」

    オオカミさんとキツネは海釣りへ行きました。
    オオカミさんは「クマの10倍はあった」というデッカいカジキを釣って見せてやると大ボラを吹きましたが…。
    魚が釣れるのはキツネばかり。オオカミさんは一匹もつれません。
    釣れたの子ダコの大海賊だけ。
    キツネがゲラゲラ笑うと、オオカミさんはキッとした目で
    「おかしくない!お前が周りでバタバタしてたからカジキが釣れなかったんだ!お前のせいだ!」
    と言った後で、
    しょんぼりとして、小さな声で
    「ごめんな、キツネ。カジキが釣れなくて」

    ところがキツネは「なに言ってるのオオカミさん。
    もっともっと、でっかいおおものを釣ってくれたじゃない」

    ありがとうオオカミさん。
    ありがとうキツネ。
    ありがとう、ともだち!

  • 「えー、ともだちやです。ともだちはいりませんか。」-1時間で100円、2時間で200円。おかしなことを思いついたのはキツネです。こんな呼びかけで、買う人なんているのでしょうか。ところが、どこからか「おい、キツネ」と声が。こわごわとのぞいてみると、そこにいたのはオオカミ。これが、長く続くふたりの関係の始まりです。
     怒りっぽくて意地っ張り、だけど繊細で優しい面もあるオオカミと、ちょっぴり臆病で寂しがり、、でも人懐っこくて愛嬌のあるキツネ、ふたりは不思議と相性がぴったり。時にはケンカやすれ違いをしながらも、「友達っていいな」と素直に思わせてくれるのが、このシリーズの最大の魅力です。」
    (『シリーズ絵本200冊』玄光社の紹介より p49)

  • ちょっぴり、格好をつけて
    海釣りで、でっかい魚を釣ったと嘘をつくオオカミ

    海を見たことのないきつねを連れて海釣りへ
    きつねは、たくさん釣れるのに、、
    小魚さえ、釣れないオオカミ

    苛立つオオカミ
    今度こそ、大物が、、、

    釣れたのは大量のタコ

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00304789

    いいとこ見せようと、海づりに行ったオオカミ。大失敗してがっかりさせたはずなのに、キツネがいった言葉は? シリーズ6作目。(出版社HPより)

  • おれたちともだちのシリーズ、見栄を張って嘘をついてしまったオオカミと、無邪気に海を楽しみつつ、人を思いやれるキツネ。どちらもお互いのことを友達と思っていて、どんなことも素晴らしい思い出に変えていけそうなのが良いなと思う。

  • タコが沢山取れて衝撃
    きつねくん優しい

  • ともだちシリーズ

    おおかみくんの家にお泊まりしたきつねくんは、おおかみくんから海の話を聞きます
    初めて海の話を聞いたきつねくんは海を見てみたくなり、おおかみくんと海に行くことに
    かっこいいところを見せたいおおかみくんですが、サッパリ魚が釣れません
    きつねくんはどんどん魚を釣るのに
    魚が釣れなくてイライラするおおかみくん
    おおかみくんの邪魔をしないように離れて海を満喫するきつねくん
    ついにおおかみくんの竿に大きなひきが!

    きつねくんのやさしいキモチにふわっとします

    読み聞かせ時間は9分弱です

  • 図書館の特集コーナー

    シリーズものみたいなんだけど、
    なんでも無邪気に楽しめてさりげない優しさがある
    きつねくんが素敵

    きつねくんを喜ばそうと無理しちゃってうまくいかなくて
    イライラぶつけて自己嫌悪するオオカミくんに共感
    いつまでも仲良しでいてね

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著者プロフィール

《ありえる》
父は桃太郎。母はかぐや姫。妻は白雪姫。
エッセイ『絵本のことば 詩のことば』
詩集『ことばの遊園地』『たちつてと』
《ありえない》
1941年、福岡県大牟田市生まれ。
絵本『ともだちや』。

「2024年 『ありえない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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