- Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
- / ISBN・EAN: 9784036266500
感想・レビュー・書評
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ファンタジーなエピソードと、現実(の生活の複雑さなど)がほどよく合わさっているところがよかった。
普段深く関わることのないご近所さんとかお隣さんにも、想像をこえるいろんな側面や過去があるかもしれない、人の表面にみえている部分はほんの一部、と思った。 -
スカイハイツマンションに住む雨森さんは
無口で長身の謎の男性。
突然降り出した雨を避けるため、
公園の滑り台の下に
集まったスカイハイツマンションの子どもたちが
雨森さんとの不思議な体験を語りだす。
岡田さんの話は何が起こるか想像できなくてワクワクする。改めて読書の素晴らしさを実感します。
また、こんなステキな出会いのある図書館に感謝! -
こども向けポール・オースター。「信じるものがいる限り、その物語は真実である」
「雨森さんの顔がどこにも出てこないんだよね」とは小2の娘の感想。 -
スカイハイツに住んでいる雨森さんはいつも無愛想。
人付き合いもなく、ひとりで、一年中黒っぽい服を着ている。
でも雨森さんには不思議があって…。
雨宿りの滑り台の下で、子どもたちが代わる代わる話す、雨森さんにまつわる不思議とは…。
中学年から楽しめる身近なファンタジー連作。
偏屈者の雨森さんの素顔は結局ほとんど明かされないが、それが逆に子どもたちの体験に真実味を与えている。
温かい気持ちになれる作品。
心情や場面が想像しやすいので、読書感想文・感想画にも。 -
スカイハイツオーケストラが好きだった。
近所に同じ名前のハイツが在りまして