ふたごのルビーとガーネット (チア・ブックス 12)

  • 偕成社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036312207

感想・レビュー・書評

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  • 児童書ですが、最近読んだ本の中では一番のヒット。
    面白かったです。

  • ふたごのルビーとガーネットは、見た目はそっくりだけど性格は正反対です。
    元気いっぱい、いたずら好きで女優を夢みるルビーは、本が好きでおとなしい
    ガーネットを、いつも振り回していました。
    でも二人はお互いが大好きで、とても仲良しでした。

    ある日、パパが知らない女の人(ローズ)を家に連れて来ました。
    お母さんが病気で亡くなってから、おばあちゃんとパパと4人で暮らしてきたのに
    今までの生活がくるい始めました。

    パパはローズと一緒に暮らすために、新しい土地に家を買って引っ越すことにし、
    おばあちゃんとも、学校の友だちとも離ればなれになってしまいました。

    ルビーは以前にも増していたずらっ子になって、パパやローズ、学校の先生を
    困らせます。
    ガーネットはいつもルビーの言うとおりにしますが、たまには違うこともします。
    すると、ルビーは機嫌が悪くなって二人はけんかをしてしまいました。

    いつまでも仲良しの二人でいることはできないのかな。

  • 最後にふたりが別れるのが悲しかった。2013.2.16 6歳

  • 同僚のMさんに借りて読む。児童書。でも深い


    双子のルビーとガーネット。
    ルビーは活発で明るく、おっちょこちょい
    ガーネットは物静かで内向的、慎重なオンナの子。

    当初ルビーがガーネットに対して支配的であり、ガーネットもそれを受け入れている。
    ところがはからずもガーネットだけが寄宿学校への奨学金を得るところから状況が一変。
    ルビーが嫉妬心から反発、関係を切り離す。
    ガーネットは悲しくも勇気を持ってすすんでいくと ルビーが自らの過ちをみとめてガーネットと再度出会いなおすというお話。

    ガーネットなんていらない、といっていたルビーは実は自分をいらない、といっているようなものと気がつく。
    ガーネットのなかにもルビーはいるし、ルビーのなかにもガーネットがいる。
    そして二人が一緒に成長していく、、、というあたり

    双子、というのは二人の人間ではあるが
    一人の人間のなかにも同じような出来事はあると思って読んだ。
    外向性が正で、内向性が悪のような感覚にとらわれる瞬間もあるものの実際は両極が同時存在している。

    安藤さんの双生観にちょっと通ずるかも

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