| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
-
二人が教室に入っていくと、いくつもの「おはよう」にまざって、ぬれた服のにおいや、だれかのたべてきたみかんのにおいがしました。
― 61ページ -
雪子ちゃんはそれまで本というものを見たことがありませんでしたが、思いきって手にとると、ちょうどいい重さのものであることがわかりました。重すぎもせず、軽すぎもしないという意味です。表紙をひらくと、紙と、古いもののにおいがしました。そっとほおずりをしました。ひんやりとしめった、気持ちのやすらぐ感触です。雪子ちゃんは気に入りました。つぎに、小さな指でページをめくってみました。ぱらり、と、とてもいい音がして、雪子ちゃんは、なんともいえない満足感を味わいました。
― 41ページ -
雪におおわれたなだらかな山は、昼の日ざしのなかでは白くかがやいていますが、夕暮れには空とおなじうすむらさき色にそまり、夜にはつめたく青白く光ります。
― 3ページ
みんなの感想・レビュー・書評
雪子ちゃんの目に映るのは,さめざめとした風景たち。
休眠する雪子ちゃんは夏を知らない。
プレゼントに最適かも。
タイトルそのもののお話。
江國さんの好きなもの(その中の冷たいもの)で出来てる感じ。
バターや冷たい雪の匂いとか。
野生の雪だるまの雪子ちゃんのお話。江國さん初の長編童話。
読みたいなと思いながら、なかなか読めずにいた。雪に囲まれることがあったらその時に絶対読もうと思っていた本。今日雪が降ったので手に取った。
雪子ちゃんがとてもかわいくてあいらしい。雪子ちゃんを見守る人間がみんな素敵でした。江國さんらしく、深遠でとても優しくて心温まるお話。山本容子さんの銅版画がお話ともあっててとても素敵です。
野生の雪だるまの雪子ちゃんの話
野生の雪だるま‥
寒そう
冬眠‥じゃないや
休眠うらやましい
凍った滝ってふしぎだな〜そういえば
凍ってくところが見てみたい
江國さん好きにはもうたまらない一冊です。
――雪子ちゃんは正真正銘、野性の雪だるまだからです。そして、そのことをたいへん誇りに思っています。
野性の雪だるまっていう発想がもう江國ワールド満載。
口の中で柔らかく溶けるバターを好む雪子ちゃんのおはなし。
この季節にぴったしです。
美しすぎる装幀に銅版画家の山本さんの描くところどころにちりばめられた雪子ちゃんの版画がまたたまらないです。
プレゼントとかにもいいと思う。
雪の降る真冬のとっておきの本です。
ある日ソラから降ってきた雪だるまの女の子、雪子ちゃんの物語。
雪だるまは冬眠ならぬ夏眠をするらしい。
ほのぼのとして、絵本のような1冊でした。
江國ワールド全開☆さくさくとした表現の辞書みたいな心地よい響きがいっぱいつまった、そして少女らしい凛とした雪子ちゃんとおとなたちのあったかワールド。雪だるまと思って読んでたら人間だったりした日には、じぶんで笑っちゃったケド。飛行機の待ち時間に1回半読みました♪
娘が読書感想文用に選んだ1冊。
江國 香織さん、透明感がありすぎて、です。ます。ました。の文章の小説が苦手な私は避けてきた作家さん。
でもこれを期に、もっと江國ワールドを知りたいと思いました。
です。ます。の小説は、私を眠くさせるのだけど、
この雪子ちゃんの世界は、いつまでもその世界を忘れられない、
そんな何かがありました。
野生の雪だるまなんです。彼女。知りたくなります。
江國さんの文のエッセンスが、山本容子さんのイラストで立ち上がる。雪だるまの雪子ちゃんから見えると、見慣れた学校がとても新鮮に見える。世界が小さな謎と喜びで満ちていることを感じる。夏の描写を読んでいると光景が目に浮かぶようで印象的だった。
江國香織さんの文章は、やはり美しいです。
すきなとこをあげると、きりがないくらい。
画面でいうと、はしっこのほうにあるものを表現されてたり。
擬音とか、なぜか、しっくりくるって感じたり。
山本容子さんの銅版画も……。
ブックコートするの、ためらいました。
んー、もったいないー。
本屋さんで見かけたら、カバーはずして見てね。って、ひとこと添えなきゃ。
野生の雪だるま、という設定もたのしく。その生態(って、味気ない表現だけど。)も。
溶けてなくなってしまわないのが、いいな。
雪子ちゃんにかかわるオトナたちも、とても魅力的なひとばかり。
オトナのための童話、とも言えるけど。
子どもたち、さて、何年生に手渡すのがいいのだろう。
雪子ちゃんは、野生の雪だるまです。
ある大雪の日、降って来て、見つけた廃屋に住みついてしまいます。
そこは、画家の百合子さんのお家の物置!
そこから、雪子ちゃんのお茶目な日常が始まります。
お隣さんの百合子さんと彼女の友人のたるさん、そして小学校の先生や子どもたち。
雪子ちゃんは、みんなに愛されています♪
お茶目なんだけど、自由きままで、なんとも可愛らしい雪子ちゃん。時折見せる気遣いも、女の子らしいです(雪だるまですが…)。
夏、どうなっちゃうか心配でしたが、そこはさすが野生です。
今の季節に、ぴったりのお話でした。とっても寒そうなんだけど、すがすがしい冬の空気が気持ちよく感じます。
山本容子さんの挿絵や装丁がとっても素敵です。
生き生きと喜びに満ちた雪子が愛らしく、ほんわかする一冊。
http://koroppy.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-35fd.html
山本容子の版画に惹かれて図書館の絵本棚から借りてきたのですが、絵本というには絵が少なく、子供向けというには言葉が難しく、大人向けというにはちょっと物足りないような気がしました。
当然ですが、やはり山本容子の版画は本物を見たほうが色も線もきれい!
江國さんの作品は童話系より小説系の方が好きだけど、ナカナカ良かった!
超偏食で超自由な雪だるま女子の話。
読み進めるうち、悲しい結末だったらどうしようと思ったけど。
リアルすぎる(!?)雪子ちゃんより百合子さんやたるさんの画も見たかったな。。。
2010.4.15 童話みたいな話。野生の雪だるまという発想が面白い。ほのぼの可愛い。寒い冬にコタツで読みたいなぁ。
ああ つまらないお話。こんなのわざわざ書いて何がしたいのか。絵本にしたほうがよかったか?山本容子の版画はすてきだけど、雪子ちゃんがぜんぜんかわいくない。こわい。
江國さん文章、山本容子さん銅版画挿絵、という、ある意味レディース最強コンビ?!の作品。読み始めました。重要かどうかわからんけど、とりあえず猫が出てきます、2匹。うーん、雪子ちゃんのビジュアルが、もしかするとある意味最強かも。(笑)
だーらだらとなかなか進まなかった。
絵本とかこういうのはいいから、
えくにさんには恋愛もの書いてほしい。
山本容子との対談を聞いたので手に取る。
24才でデビュー、犬が好き、辰年生まれの共通点がある2人。
彼女は嗅覚や触覚を大事にする人らしく「レバーに触るのが好き」と話していたのが印象的だった。絵と作品がマッチした素敵な作品。
それにしても主人公が天然の雪だるまとは!しかも動物に分類されている。ストーリーというものは特になく、思いついたことを書き連ねた感じの仕上がり。どの場面でも切り取って楽しめる。







