吾輩は猫である 上 (偕成社文庫 3212)

著者 :
  • 偕成社
3.22
  • (2)
  • (0)
  • (5)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 52
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036521203

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ちびっこ向けに疲れてきた(あきてきた?)ので何か大人向け読みたい~と思って目に付いた猫^^

    あの有名な1行目と、主人の名前は知ってたけど
    読んだことありませんでした。
    学生時代、1章だけ読んだかもな~
    でもつまんなくてやめたんだったような

    でも今読んだらなかなかおもしろかったです。

    歌舞伎に行きたくないだけで病気になる偏屈なくしゃみ先生も、
    そんな旦那さんに愛想尽かしながらもいいカップルな奥さんも
    うそばっかりついてる迷亭さんも
    なんだかつかみどころのない寒月さんも、
    もちろん語り手の名無しのねこさんも、
    キャラクターがみんなたのしいし、

    言葉使いやいちいち訳注見ないとわからないうんちくもたのしい

    漱石はそんなにたくさん読んでないけど、けっこう好きかもなあ

    書斎にとじこもった生活ばかりの「牡蠣的生涯」から
    先生の形容詞が「牡蠣的主人」になり
    とうとう「牡蠣先生」にまでなるのがたのしい
    ネーミングセンスがなあ・・!いいなあ。笑

    でもこんだけ面白い面白い言っててあれだけど、
    別に物語っていうほどの物語があるわけでもないので、
    これ下巻は読まなくていいかな・・

    でも手元に他に読む本がないので
    いたしかたない。読みますか^^

  • 小学生の頃に読みました。難しかった。しかし、故、読み直す気はまだ無い。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1867(慶応3)年、江戸牛込馬場下(現在の新宿区喜久井町)にて誕生。帝国大学英文科卒。松山中学、五高等で英語を教え、英国に留学。帰国後、一高、東大で教鞭をとる。1905(明治38)年、『吾輩は猫である』を発表。翌年、『坊っちゃん』『草枕』など次々と話題作を発表。1907年、新聞社に入社して創作に専念。『三四郎』『それから』『行人』『こころ』等、日本文学史に輝く数々の傑作を著した。最後の大作『明暗』執筆中に胃潰瘍が悪化し永眠。享年50。

「2021年 『夏目漱石大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

夏目漱石の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×