手ぶくろを買いに (日本の童話名作選)

著者 :
  • 偕成社
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感想 : 220
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784039633101

感想・レビュー・書評

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  • ストーリーは勿論、優しくほわほわしたイラストが大好きです。きつねたちに触れてみたくて、何度もそっと撫でていたのを思い出します。

  • 初めての雪にびっくりする子ぎつねの様子がとてもかわいらしいです。また、親の子を思う気持ち、子どもがお母さんのことが大好きな気持ちがとてもよく伝わってきました。

  • H23年12月 4-2

  • 「ごんぎつね」も「手ぶくろを買いに」も同じ作者の新見南吉さんが書いてるって知らなかった‥!
    地方の教師で若くして亡くなった童話作家だったから宮沢賢治とよく比較されていて、北の賢治の南の南吉といわれていたらしい。

    おじいさんがね、間違った手を黙認してくれるところがね、すごいほっこりする。笑

  • 冬の冷たい空気、灯りのぬくもりが感じられる絵がよい。
    子ぎつねに、人間から手袋を買うという試練を与える母は、厳しくも優しい。子ぎつねだとわかっても手袋を渡した人間の優しさにほっとし、心がぽっと温かくなります。
    (読んだ時期:5歳4ヵ月)

  • たしか人間に化けて町に行って手袋買いに行くんだけどキツネってばれちゃうやつ。
    ( ;∀;) イイハナシダナー

  • 冬のさむい日に、山から街へ、
    ドキドキしながら人間の街へお買い物にでかけるこぎつねの、夜の小さな冒険。
    純粋なしぐさや言葉の可愛らしさがすきです♪

    ごんぎつねの方ももちろん魅力的ですが、
    このお話は可哀そうなシーンがないので心がなごみます。

    かあさんぎつねも、
    ほんとうはついていってあげたいけど、こわくて
    街に近づけないところが可愛いくてほほえましいです。
    (実際は危ないからついていってあげなきゃと思うのですが^^;)
    雪の降る夜の、狐の親子のぬくもりが伝わってきます。
    ぶじ手袋が買えてよかったね。

  • 自分が子どもの頃から子どもたちとともに繰り返し読んでいるお話。間違えて出してはいけない手を出してしまった時のドキドキ、無事に母とともに帰っていく時の安堵感・・・。何度読んでも感じます。何冊か出ているようですが、私はこの絵の本が好きです。

  • みにぴ ミク氏 2011.10.29

  • 小さい頃に読んだのですが
    今も心に残る名作です。

    心が温かくなります。

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著者プロフィール

1913年、愛知県知多郡半田町(現・半田市)に生まれる。中学時代から童話を書き始め、『赤い鳥』『チチノキ』などに投稿。東京外国語学校在学中に病を得、20代後半の5年間は安城高等女学校(現・県立安城高等学校)で教師をしながら創作活動を続けた。1943年、29歳の生涯を終える。代表作に「ごんぎつね」「おじいさんのランプ」「手袋を買いに」「でんでんむしの悲しみ」を始めとして、多くの童話・小説・詩などの作品を残す。

「2019年 『子どものすきな神さま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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