手ぶくろを買いに (日本の童話名作選)

著者 :
  • 偕成社
4.23
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本棚登録 : 2689
感想 : 220
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784039633101

作品紹介・あらすじ

冷たい雪で牡丹色になった子狐の手を見て、母狐は毛糸の手袋を買ってやろうと思います。その夜、母狐は子狐の片手を人の手にかえ、銅貨をにぎらせ、かならず人間の手のほうをさしだすんだよと、よくよく言いふくめて町へ送り出しました。はたして子狐は、無事、手袋を買うことができるでしょうか。新美南吉がその生涯をかけて追求したテーマ「生存所属を異にするものの魂の流通共鳴」を、今、黒井健が情感豊かな絵を配して、絵本として世に問います。

感想・レビュー・書評

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  • わたしがいくらでも買ってやる

  • 2023.2.1 1-1

  • 坊やが人間と上手におつきあいできる賢い狐になってくれるといいな。

  • 小1が選んだ本。キツネの手が何で人間の手になるのー?と不思議がっていた。

  • お金が偽物だった場合、無垢な子狐はどうなっていたのだろうと考えてしまって、少し怖くなってしまいました。

  • 子どもの頃に読んで、親子の深い絆に感動したことを覚えています。娘たちの小さい時にまた読み、そして孫たちにもこの絵本を読み聞かせできることが何より嬉しいです。

  • 何十回読んでも母ギツネとこぎつねのやりとりがほっこりします。
    ちいさなおててに合う手袋を想像するだけであたたかな気持ちになります。

  • 2024.1.11 3-1
    ✳︎
    2023.1.26 5-1

  • 小学校低学年向け。やはり名作は素晴らしいね。黒井健さんの絵もとても雰囲気があって好き

  • 2022.11 4年 動画

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著者プロフィール

1913年、愛知県知多郡半田町(現・半田市)に生まれる。中学時代から童話を書き始め、『赤い鳥』『チチノキ』などに投稿。東京外国語学校在学中に病を得、20代後半の5年間は安城高等女学校(現・県立安城高等学校)で教師をしながら創作活動を続けた。1943年、29歳の生涯を終える。代表作に「ごんぎつね」「おじいさんのランプ」「手袋を買いに」「でんでんむしの悲しみ」を始めとして、多くの童話・小説・詩などの作品を残す。

「2019年 『子どものすきな神さま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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