- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784039633101
作品紹介・あらすじ
冷たい雪で牡丹色になった子狐の手を見て、母狐は毛糸の手袋を買ってやろうと思います。その夜、母狐は子狐の片手を人の手にかえ、銅貨をにぎらせ、かならず人間の手のほうをさしだすんだよと、よくよく言いふくめて町へ送り出しました。はたして子狐は、無事、手袋を買うことができるでしょうか。新美南吉がその生涯をかけて追求したテーマ「生存所属を異にするものの魂の流通共鳴」を、今、黒井健が情感豊かな絵を配して、絵本として世に問います。
感想・レビュー・書評
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わたしがいくらでも買ってやる
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2023.2.1 1-1
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坊やが人間と上手におつきあいできる賢い狐になってくれるといいな。
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小1が選んだ本。キツネの手が何で人間の手になるのー?と不思議がっていた。
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お金が偽物だった場合、無垢な子狐はどうなっていたのだろうと考えてしまって、少し怖くなってしまいました。
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子どもの頃に読んで、親子の深い絆に感動したことを覚えています。娘たちの小さい時にまた読み、そして孫たちにもこの絵本を読み聞かせできることが何より嬉しいです。
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何十回読んでも母ギツネとこぎつねのやりとりがほっこりします。
ちいさなおててに合う手袋を想像するだけであたたかな気持ちになります。 -
2024.1.11 3-1
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2023.1.26 5-1 -
小学校低学年向け。やはり名作は素晴らしいね。黒井健さんの絵もとても雰囲気があって好き
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2022.11 4年 動画