いつか僕らが消えても、この物語が先輩の本棚にあったなら (MF文庫J)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 43
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040648040

作品紹介・あらすじ

憧れの先輩に誘われて作家になると心に決めた二人の男子高校生。そんな二人に突然プロデビューのチャンスが舞い込んできて――!? 熱い気持ちがぶつかり合う、創作青春群像劇!

感想・レビュー・書評

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  • 小説を書くことしかできなかった少年。小説を書くことを選んだ少年。二人を導く創作に憑かれた少女。プロの作家を目指した少年少女たちの青春物語。小説を書くことへの情熱、喜び、諦め、悲しみ、様々な感情がヒシヒシと伝わってくる熱い作品で、とても面白かった。ブラボーと叫びたくなる終幕シーンでした。作家の思いを感じられるような読者になりたいものです。

  • 小説家を目指す少年を主人公に思春期のもどかしさ、物語を書くことの楽しさや辛さを描いたライトノベル。
    自分の考えていることを口に出すことすらためらいがちな時期の少年少女が物語やそれを書く人物の魅力にひかれ、いつまでも残る小説に挑戦する姿が描かれている。
    今後どうなるかはわからないが、続編が出てもよさそうな終わり方をしているので期待。
    舞台となっている学校の昼休みが1時間弱ありそうでうらやましくなったのと、途中の挿し絵が少し場面と合ってない(服装とか汚れ具合なのでほんとに微小)のが気になった。

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著者プロフィール

第24回ファンタジア大賞にてデビュー。硬軟織り交ぜた小説表現を得手とする気鋭の書き手。主な著作に『お後は笑顔がよろしいようで』(富士見書房)、『天空監獄の魔術画廊』(角川書店)などがある。

「2016年 『僕とやさしいおばけの駅 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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