- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040663630
感想・レビュー・書評
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可愛いお仕事小説。
大好きなファッション誌を作りたかったのに校閲部に配属されてしまった主人公が奮闘する。
校閲の仕事って本当に難しそうだ。
でも読んでる分には面白い。
もっと知りたい。
テンポがよくて読みやすいし、仕事のこういうところは楽しいよねという前向きな気持ちにもなれる(長続きするかは分からないけど)。
そんなお仕事小説は大好きだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
校閲はとても大切な仕事だと思う。
僕には性格的に絶対に無理なので、尚更尊敬。
楽しめるお仕事小説。 -
主人公は、大好きなファッション誌の編集がしたくて出版社にはいったのに、校閲部に配属されてしまった校閲ガールこと河野悦子。
校閲というお仕事小説か、校閲から始まる日常ミステリのようなものを想像していたんだけれど、ずいぶんコミカルタッチでライトな読み物だった。まぁそれはそれで良し。
私は今まさに校閲の勉強をしているので、それをいち会社員として仕事にしている悦子が羨ましい。あーでも編集も憧れる。
出版社内での仕事シーンが多くて参考になるので続編もとりあえず読んでみよう。ドラマもそのうち。 -
軽めの本なので、読みやすい。
ずいぶん前に見たドラマの映像が頭に浮かび、そのまま楽しめるが、それに上乗せしていくものはあまりないような…。ドラマが原作をうまく表現していたとも言えるのかも。
疲れている時でも、さくさく楽しく読める、こんな作品も良いな、と思いました。
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お互いに本音を言い合って、仲良くなるような女性同士の友情を築ける人ってすごいと思う…。というか、本音で言い合うから、仲良くなるのか?よくわからない。
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ファッション誌の編集に憧れて出版社に入った河野悦子。しかし彼女は、「コウエツ」の名前のせいだけで(?)、校閲部に配属されてしまう。
書籍や雑誌の文字や内容をくまなくチェックするその部署は、悦子の抱いていた出版社のイメージとはかけ離れた場所。それでもいつか憧れの編集部に入るため、ブツクサ言いつつも日々の仕事には懸命に取り組んでいく。
悦子の、周りの男性をズバズバ斬っていく行動や冷静な視線が気持ちいい。あの行動力があれば、きっとこの先、どこに行ってもやっていけるんじゃないかな。
続編も十分ありそう。期待して待ちたいと思います。 -
出版社に就職した主人公・悦子は華やかなファッション誌部門を希望しながらも、興味の湧かない文芸書の「校閲部」に所属となる。仕事仲間や小説家たちと送る、真剣な、時にドタバタな日々を描いたお仕事小説。
文芸担当でありながら小説は読まないとハッキリ言い、どんな相手にも物怖じせず、良く言えば素直、悪く言えば容赦ない悦子ですが、任せられた仕事はきっちり全うする姿は好印象です。軽く読める上に、ストーリーのなかで校閲という仕事の面白さと大変さに触れることもできます。おかしいと感じる箇所に気付く力や、その矛盾点を事実と照らし合わせ論理的に指摘する様、文字一つ一つと向き合う根気や集中力など、職人のような後ろ姿を想像しました。
悦子は校閲部は性に合っていないと感じながら日々仕事を捌いていきます。しかし、人との関わりや自分のやるべきことをやる過程のなかでふとした瞬間に自分のやりがいをそこで見出す様子は、仕事をしている人にとって少なからず経験があるように思います。
どこで目にしたか忘れましたが、個人的に好きな言葉をふと思い出しました。
「自分のやりたいことをやるのが仕事ではない 与えられた仕事を自分らしくやるのが仕事だ」
明日も頑張ろうというエールをもらった気分に。 -
ダヴィンチでおすすめ本として紹介されてたから図書館で借りました。うーん、ランチのアッコちゃんと似た印象。最近こういう女性像好きだよね。口は悪かったりでもスパッと物事を切る、仕事は一生懸命で恋愛も頑張ってるというかときめこうとしてるというか。
おすすめランチ頼んで和食定食だと思ってたらキッシュのランチだったそんな感じ。オシャレで読みやすいし面白い。でも和食定食を期待してた。