ミヤマの社 君に捧げる恋の舞 (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 72
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040721101

作品紹介・あらすじ

幼い頃、神社で出逢った一人の少年。背中に黒い羽を持つ無愛想なその少年は、伊津納神社の神様だった――。永遠に歳をとらず、神社から出ることも人と触れ合うことも叶わぬ神様と、一人の少女の切ない恋物語。

感想・レビュー・書評

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  • 結末はわかっていても、2人で幸せになってほしかったです。本当は自分で幸せにしたかったはずで、親子を見守る姿を考えると切なくなります。

  • サブタイトルが魔法のiらんど系にありそうで気になって積んでたのですが、やっと読みました。

    神社から出ることの出来ない神様、深山と人間の少女、亜季の恋物語です。
    思ってた以上に切ない…!どうなるか結末は何となく予想が着くのに、悲しくてとても綺麗で美しいお話でした。

    何年も何年もかけてゆっくりと育まれる愛と、後半の切なさがグッときました。
    お互いがお互いを思い合った結果というのは分かるけれど…!ハッピーエンドと言われればそうですが、なんとも言えない切なさが。

    ですが最後、亜季が子供を連れて神社に来て子供が神様の姿を見るのはとても好き。
    深山はきっとこれからも見守っているのでしょうね。
    とっても面白かったです!

  • 深山の状態的に仕方がないのかもしれませんが、すごく世界が狭い。
    亜季の視野が狭い事も年齢自体が若い事も相まって、二人とも自分の事しか見えてない感じ。
    内容的にもさらりとしたものなので、ありがちで終わってしまってます。
    もう一段階何かオリジナリティが欲しい。

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著者プロフィール

第26回冬期ファンタジア大賞で銀賞を受賞。『女装王子の深遠にして優雅なたくらみ』(富士見L文庫)でデビュー。とうとう最終巻となる七巻が発売となりました。応援いただき本当にありがとうございます。

「2022年 『榮国物語 春華とりかえ抄 七』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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