- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040822051
作品紹介・あらすじ
ネットがここまで普及した今、テレビの存在感が年々薄れていることは誰もが認めるところです。
しかしながら、まだまだテレビの影響力は衰えていないのも事実です。ただし、テレビ自身が変わっていくことを怠れば、この先間違いなく「殺されていく」でしょう。
私が今、テレビ局の経営者になることがあったら、どんな改革に着手するだろうか……。
そんな発想に立ちながら、現在のテレビ業界の抱えている問題やそれらをクリアするための方策、そして未来について語っていけたらと思います。
本当にテレビは殺されてしまうのか。それとも生き残りに成功し、これからも視聴者を楽しませてくれるのか。
読者の皆さんも、これから先のテレビの運命がどちらに向かっていくのか考えていただきつつ、読み進めていただければ幸いです。
(「はじめに」より)
感想・レビュー・書評
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・民放ドラマ 1話 2,000〜3,000万円
→Netflix 1話6億円 24話で144億円 ハリウッド映画並み
・NHKの出演者ギャラは民放の半分から三分の一。ただし知名度が飛躍的に上がるから出演したい。
・テレビは世帯メディアとしての立ち位置が復活。
・個人メディアはスマホ。
・事務所の影響力が強い
→制作した番組をどのルートで流通するかまで事務所が影響を持つ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
テレビなんて全く見なくなった。
でもニコ生も見ない。。
ネットが主流になっていくのは当然の流れ。テレビとかいらない。全く見ない。 -
テレビを取り巻く様々なITの現状を、夏野剛氏がつづった一冊。
とれたてて真新しい話はなかったもの、現状をトレースすることはできた。 -
インフラを抱えるということが、戦略転換の判断を鈍らせ、組織の発展を阻むということを、新聞社の販売店網、NTTの独自構築サービスISDN、ジェイコムのケーブルネットワークなどの実例から、理解できた。
インフラを作って安心し、そのインフラを元に開発するということに固執せず、生まれて来たアイデアを枠にとらわれず実行でき、イノベーションが起きる組織作りが必要であると考えた。 -
何事も変わろうとする意識が大事
テレビは誰も殺そうとしてないし娯楽は誰もが必要としている