Another(上) (角川文庫)

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著者 : 綾辻行人
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年11月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041000014

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Another(上) (角川文庫)の感想・レビュー・書評

  • 夜見北中学に転校してきた榊原少年は持病(気胸)で入院した際、球体人形を抱き左目に眼帯をつけた謎めいた少女 ミサキ メイに出会う。

    彼女も同じ夜見北中学三年三組の生徒らしいのだが…不思議なことに彼以外の全員、生徒はもちろん、教師までもまるで彼女が見えていないような態度をとっていて…

    ついに榊原は朋友から「いないものの相手をするのはよせ。ヤバイんだよ…」と諭され、メイの実在を疑うのだが…

    夜見北中学で語り継がれる不思議な話、その全貌がようやく明かされる…

    次々と命を落とす生徒ら関係者たち。死者は誰?怯えながら下巻へ。

  • アニメが始まるより先に読み終わりたく、わたしにしては速いピッチで読了。
    あらすじを見て「緋色の囁き」みたいなのかなーと思ったら、ぜんぜん違う。
    なにより文体がラノベっぽい。
    綾辻行人自体久しぶりに読むので記憶と文体が違いすぎて驚く。
    読みやすくはあったので作者を意識せずに読んでたら、初期の小野不由美を読んでるような気に。
    内容については下巻レビューにて。

  • 始めに、恩田陸の『六番目の小夜子』と、辻村深月の『冷たい校舎の時は止まる』を思い出した。
    この少し陰鬱な感じと、教室、知らない誰か。
    疑心暗鬼の中で起こる死への恐怖。
    でも、グロクなくて安心。

    この上巻は、きっと下巻へ向けての下準備だと思うので、この滔々と進む物語の後半に期待。
    長編苦手な人は何とかここで持ちこたえてほしい。笑

  • 曰く付きの中学校を舞台としたホラー・ミステリー。
    詳細は下巻を読んでから。

  • 最初はちょっとたるいですが
    全体感が掴めてくると、先が気になって止まりません

  • たった今読み終わりました。
    映画がおもしろそうだっから買ってみた。

    読み始めたら全然止まらへん。
    訳が分からへんのに気味が悪くて鳥肌が。
    それから最後に一気に訳が分かり始めてとりあえずはスッキリ。みたいな。
    早く(下)が読みたい!

  • 下巻まで読み終わった上でのまとめての感想です。
    かなりネタバレあり。


     以前から本屋で平積みされているのを見て気になってました。
     アニメに漫画、そして映画と色々な展開をしているみたいですね。
     キャラクターが特徴的だから、アニメは割りと良さそうな気がしますが…さてはて。

     実は、ホラー小説だとは全く思ってませんでした。
     鳴が幽霊とか人形に魂が入ったものだとか、そんな感じの不思議系小説かとばかり……。
     なので、最初の人死に部分は衝撃的でした。死に方も一番悲惨というかグロテスクですしね。
     別にホラーが苦手なわけでもないので構わないのですが。

     呪い、とか災厄、現象、が不可思議なのはそういう設定として読んでいたのでいいのですが…
     恒一の鳴に対する執着の仕方がよく分かりませんでした。
     最初の方の追い掛け回し方は、なんかご都合主義的な気がします。
     病院で霊安室に向かっていった鳴を不思議に思うのはよく分かるし、周りと切り離されている疑問は尤もなんですが、学校で他の人といても構わずいつでもどこでも鳴の元へ向かうとか、頭おかしい。
     風見と勅使河原に案内されている最中の反応とか、厄介者だと思われても仕方ないレベル。
     いっそ死者に超常的な力で引き寄せられていったとでも言われた方が納得するんですけども。
     もしくは鳴に一目惚れして何とかお近づきになりたくて必死だった、とかでもいい。
     情報を聞けるタイミングをことごとく逃す、というのは小説の鉄板だとは思いますが、主人公が自分から率先して逃しまくるんなら、それなりの理由をつけて欲しかった気がします。

     それ以外は面白かったですね。
     どうしたら災厄を逃れられるのか、始まってしまった災厄を収められるのか。
     何時誰が死ぬか分からない緊迫感はスリルがあってよかったです。
     恒一や鳴はともかく、その身近な人物が死んだらどうしよう、というのと、もしかしたら恒一が「もう一人」なんじゃあ、という心配。
     徐々に話の全貌が現れ始めてからは、一気に読んでしまいました。
     「もう一人」については何となく予想できる部分もあったのですが、最後のあの人については意表をつかれました。
     言われて見ればあちらこちらに複線は散りばめられていたし、気付いて良かったはずなんですけど…全く創造もしてなかった。やられたって感じです。

     面白かったのは面白かったですが、粗も気になるので評価は3。



     ところで、この年の災厄は終わったわけですけど、実は何の解決にもなってないんですよね、これ…。
     三年三組の呪いはなくなってないですし。
     いくら災厄を止める方法が分かっても、毎年確実に実行に移せる方法じゃないのが厳しい。
     続編とかでこのあたり解決させる予定はあるのでしょうか。……そもそも続編はあるのでしょうか?

  • 今のところただの安い学園オカルト
    まだ折り返しだからわかんないけど期待しないで下巻読もう

  • 20120204 読了

    学園ホラー系と聞いて購入。この手の作品好きなんです。
    序盤に張り巡らされた伏線が、後半になってするすると回収されていくのがとてつもなく気持ちよかったです。
    後編は「誰が死者なのか」という部分を掘り下げていくのか?それとも・・・・・・。なんにせよ下巻が楽しみです。

    ホラー系の結末って、「どうしてそうなったのか」という部分が曖昧なまま終わる(そこは重要視されない)ことが大半なので、この作品がどのように終着するのかがとても気になります。良い意味で裏切ってくれるといいなあ。


    ※以下ネタバレ有↓
    序盤は、あえて「これはメイが実在していないんだな」と思って読み進めていきましたが、見事に誘導されてました。それでも、メイ自身にはまだまだ謎があるようなので、そこも含めてどう展開していくかが楽しみです。
    また、主人公とその周辺の人々の記憶が調整されている部分も気になります。果たして主人公は本当に死者ではないのか。母親の過去にも注目です。

  • 謎解きのある、学園ホラー。

    綾辻行人氏、大学生の頃からミステリを読んできました。
    ここ最近、あまり読んでいなかったのですが、
    わたしの好きなホラー小説をミステリ作家の
    綾辻行人氏が書いているとあって、つい購入。

    ミステリ畑の作家だからでしょうか。
    上巻で意味深につぶやかれたセリフが、
    下巻でほぼ解説(謎解き)されています。

    物語の細部まで知りたがりなわたしには
    ピッタリなホラーミステリでした。

  • 先は気になるし確かに面白い。
    ただ、展開が遅すぎるのが難点。

  • 【あらすじ】
    夜見山北中学三年三組に転校してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。同級生で不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、謎はいっそう深まるばかり。そんな中、クラス委員長の桜木が凄惨な死を遂げた!この“世界”ではいったい何が起きているのか!?いまだかつてない恐怖と謎が読者を魅了する。名手・綾辻行人の新たな代表作となった長編本格ホラー。

    【感想】

  • 電子版だと今どの辺りを読んでるかわかんなくて、え、もう終わり??って驚いてしまった。
    初綾辻作品なんだけどこれは結構好きな感じ。
    分かりやすいホラーはないけどずっとどことなく薄気味悪さみたいなものがまとわりついてて続きが気になる。
    最初はメイちゃんがあれかな~??と思ってたけど最後の感じだと主人公もちょっと怪しいし、だからこそ二人は違ってて、探偵役なのかな、とか。

    あと、ものすごくどうでもいいけど女子の委員長が夏目の委員長ちゃんっぽいビジュアルで脳内再現されて(アニメ観てない)困る。自己責任。

  • 終わり方が罪
    もうね、この終わり方は早く続きが読みたくなっちゃうやつ

  • 面白かった。
    すごい、ホラーなのだが、恐怖の対象物が人や幽霊の様な名詞で表現できないもの、得体の知れない現象というのが。
    ホラーは、生理的嫌悪を伴うものが多いが、これはそういったところがなかった(人死にのシーンは別として)
    文章に無駄がなくわかりやすく読みやすかった。
    死者についてもゾンビ的な設定でないにもかかわらず気持ち悪くはないが不気味だ。

    グチャグチャ、ウエットな気持ち悪さではなく、ドライでさらっとしているが重低音で響く様な存在感のある不気味さがすごい。

    死者は誰なのかと思いつつ次巻へ

  • 面白くなってきたぞ~

  • あらすじ見てメイがどういう子なのか、クラスで何が起きてるのかちょっと知ってたけど知らない振りで読んでいたが、上巻後半まで思わせぶりで言いそう言わない状況にだんだんイライラ。そしてやっと教えてくれた状況が理解できない…なぜそうなる?と推理小説のように思ったらホラーはあかんのやろね。小野不由美さんのゴーストハンドシリーズのように納得できる話はないものか…。私の中でメイちゃんのイメージが綾波レイちゃんなのは、表紙のイラストのせい?

  • どうせメイちゃんが幽霊で主人公の男子が彼女に翻弄される話なんでしょ?と思ったら、全然違う話だった。
    いい意味で裏切られた気分。

  • 冷静に考えると学校ぐるみで生徒を「いないもの」として扱うなんてありえない話だ。その秘密が何年にも渡って引き継がれていくことは考えづらい。それにもかかわらず、引き込まれてしまいのは、オイラの中に幽霊とか超常現象を信じたい気持ちがあるのかもしれない。

  • 上下巻を通しての感想。
    ホラー小説にもたくさんのパターンがある。
    大抵の場合、次々と誰かが犠牲になって死んでいく。
    死に一定の法則がある場合と、次の犠牲者の予測がつかない場合がある。
    この物語では、三年三組の生徒・教師・その関係者に犠牲者は限られている。
    「死の連鎖」を止めるためにこれまでにも様々な工夫が試されてきた。
    誰かを「いない者」として扱う。それが「現象」を始めさせない決まりごと。
    しかし、ルールは破られついに「現象」が始まったかに思われた。
    過去の犠牲者の例をみても、まずは「現象」を始めさせないことが最優先だろう。
    それにしては転校生である恒一へのアプローチが弱すぎる。
    事前に連絡を取る方法はいくらでもあったはずだ。
    説明してもわかってもらえない・・・だが、説明しなければ「現象」は必ず起きる。
    何を置いても優先すべきことだったはずなのだが。
    鳴は死の影を見ることができる。
    ならば、もっと早くに紛れ込んでいる「死者」を特定できたはずだ。
    もちろん、「死者」がわかったからといって「現象」を止める方法がわからなければ意味がない。
    周囲の協力を得て、ふたりは徐々に真相に近づいていく・・・。
    伏線はしっかりと序盤から張られていた。
    なのに、終盤になるまでまったく気づけなかったことが悔しい。
    ホラー小説でありながら、本格推理小説の香りが混じっている。
    読みやすさもあり、中高生にも受け入れられる内容なので綾辻作品を読むきっかけになればいいな・・・と思う。
    物語には直接関係ないけれど、気になった点を。
    たくさんの犠牲者を出しながら今年の「現象」は終わった。
    先輩が必死の思いで残してくれたヒントがあったから止めることができた「現象」。
    で、来年以降は?
    もうテープはないし、ヒントを残すなら早くしないと記憶もなくなってしまうのに。
    「現象」自体が止まるとも思えない結末で、来年以降がとても気になってしまった。

  • 独特の雰囲気があって神妙な気持ちになりながら読んだ。死に方がグロい。読み終わってから、推理できたかもしれないなぁと思ったけど、読んでる間は雰囲気に飲まれててたぶん無理

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夜見山北中学三年三組に転校してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。同級生で不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、謎はいっそう深まるばかり。そんな中、クラス委員長の桜木が凄惨な死を遂げた!この"世界"ではいったい何が起きているのか!?いまだかつてない恐怖と謎が読者を魅了する。名手・綾辻行人の新たな代表作となった長編本格ホラー。

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