RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧 (角川文庫)

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  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041000540

感想・レビュー・書評

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  • 高校生になり、寮生活を始めた泉水子。
    初めてのことで戸惑いもありつつ、寮の同じ部屋の子に恵まれ、何とか寮生活を送っています。

    それでも、色々と事件があり、周りはその事件に関わった人達や関係を知っているのに、泉水子だけは知らない。

    そんな中で泉水子は、いつも周りに頼っていて、自分からは何も出来ていなかったということに気がつきます。

    そこから自立しようと泉水子なりに頑張るのですが……。

    なんで周りは知っているのに教えないんだ!と、泉水子の周りにイライラしつつ、泉水子の成長が楽しみです。

  • 1巻は壮大なプロローグな感じで、
    正直あまり引き込まれなかったのに、
    1巻のラストから2巻までで完全に心を掴まれた。

    うじうじしている泉水子が好きじゃなかったのに、
    卑屈で嫌な奴な深行が好きじゃなかったのに、
    変わっていこうとする泉水子も
    もがいて成長していく深行も好きになってしまった。

    これはシリーズ一気読みしたい。

    真響きょうだいもとてもよかった、、、

  • また、いろんなキャラが登場して複雑化しております☆
    泉水子が今までの自分から殻を破ろうとしているところが自分に勇気をくれる。
    実在は実際にしていないけれども、がんばろうって思う。

    2013.11.20(1回目)

  • タイトルの意味が分かり、また、ストーリー展開の方向性が明らかになり、これからが益々楽しみです。

  • 深行のいる鳳城学園に入学した泉水子。
    ルームメイトの真響、真響の弟、真夏、学年成績トップの高柳と、ようやく舞台が整ったといったところですね。
    とはいえ、泉水子は相変わらず泉水子のまま。ただ周りに振り回されてあたふたしているだけですが。

    それでも不器用な泉水子なりに、友人や深行と付き合う姿や、自分の持つ特別な力と向き合う姿が健気で可愛らしいです。
    が、真響を信用しすぎてる気がしないでもないのでそこがちょっと気になりますね。

  • 一巻と同じく簡明な文章で話をてきぱき展開していくようすがとても心地良い
    描写と共に構成の大切さが良くわかる名品

  • やはりあの絵ではあまり観る気に・・・、いずれまた、劇場版とかでさ、ほら・・・やってくれないかな。

  • ろくに情報を与えられずおいてけぼりな主人公。。
    『十二国記』の主人公を思い出す。。

    ただの進学校というわけでもない学園生活。

    どうなっていくのだろう。。

  • 新しい登場人物も沢山増えた。
    真響すごい注目されまくってるんだね。ファンクラブって…どんだけ…ってなったけど(笑)でも特に泉水子にいじめがあったりとかがなくて安心。でも…深行との距離がもどかしいよ!!どうせなら誰か泉水子をかっさらってくれ(笑)そして深行、ドタバタしろ(笑)王道が一番好きなんです!!笑

    でも本当最後だけど、和宮くん出て嬉しかった(笑)

  • 深行に惚れました。

著者プロフィール

荻原規子・東京生まれ。早稲田大学卒。『空色勾玉』でデビュー。以来、ファンタジー作家として活躍。2006年『風神秘抄』(徳間書店)で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞(JR賞)、日本児童文学者協会賞を受賞。著作に「西の良き魔女」シリーズ、「RDGレッドデータガール」シリーズ(KADOKAWA)『あまねく神竜住まう国』(徳間書店)「荻原規子の源氏物語」完訳シリーズ(理論社)、他多数。

「2021年 『エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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