RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧 (角川文庫)
- KADOKAWA (2011年12月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041000540
感想・レビュー・書評
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高校生になり、寮生活を始めた泉水子。
初めてのことで戸惑いもありつつ、寮の同じ部屋の子に恵まれ、何とか寮生活を送っています。
それでも、色々と事件があり、周りはその事件に関わった人達や関係を知っているのに、泉水子だけは知らない。
そんな中で泉水子は、いつも周りに頼っていて、自分からは何も出来ていなかったということに気がつきます。
そこから自立しようと泉水子なりに頑張るのですが……。
なんで周りは知っているのに教えないんだ!と、泉水子の周りにイライラしつつ、泉水子の成長が楽しみです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1巻は壮大なプロローグな感じで、
正直あまり引き込まれなかったのに、
1巻のラストから2巻までで完全に心を掴まれた。
うじうじしている泉水子が好きじゃなかったのに、
卑屈で嫌な奴な深行が好きじゃなかったのに、
変わっていこうとする泉水子も
もがいて成長していく深行も好きになってしまった。
これはシリーズ一気読みしたい。
真響きょうだいもとてもよかった、、、 -
また、いろんなキャラが登場して複雑化しております☆
泉水子が今までの自分から殻を破ろうとしているところが自分に勇気をくれる。
実在は実際にしていないけれども、がんばろうって思う。
2013.11.20(1回目) -
タイトルの意味が分かり、また、ストーリー展開の方向性が明らかになり、これからが益々楽しみです。
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深行のいる鳳城学園に入学した泉水子。
ルームメイトの真響、真響の弟、真夏、学年成績トップの高柳と、ようやく舞台が整ったといったところですね。
とはいえ、泉水子は相変わらず泉水子のまま。ただ周りに振り回されてあたふたしているだけですが。
それでも不器用な泉水子なりに、友人や深行と付き合う姿や、自分の持つ特別な力と向き合う姿が健気で可愛らしいです。
が、真響を信用しすぎてる気がしないでもないのでそこがちょっと気になりますね。 -
一巻と同じく簡明な文章で話をてきぱき展開していくようすがとても心地良い
描写と共に構成の大切さが良くわかる名品 -
深行に惚れました。