- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041002865
感想・レビュー・書評
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2.3時間くらいで読めた。密室を華麗な手さばきで解決して、前作もそうだが、ただ、ほーっと眺める感じ。どう頑張っても思いつかない。
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ドラマを見ていたので全部のトリックは解っていたがちょこちょこストーリーが違って、その差が面白かった。
この次出ないのかなぁ。。。 -
元・空き巣狙いの会田は、甥が練炭自殺をしたらしい瞬間に偶然居合わせる。ドアにはサムターン錠がかかったうえ目張りまでされ、完全な密室状態。だが防犯コンサルタント(本職は泥棒!?)の榎本と弁護士の純子は、これは計画的な殺人ではないかと疑う(「鍵のかかった部屋」)。ほか、欠陥住宅の密室、舞台本番中の密室など、驚天動地の密室トリック4連発。あなたはこの密室を解き明かせるか!?防犯探偵・榎本シリーズ、第3弾!<裏表紙>
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平成29年5月
なんとなく貴志さんの本を読みたくなり手に取る。
短編推理小説。
って自分は基本的にあんまり好きでないんですよ。
ただのトリックを暴いていくだけで、そこにストーリーがないからね。。。
以上 -
「佇む男」感想
犯人はいっさい無駄なことはしていない。
榎本に言わせると「まっとうな犯人」ではない犯人は、別解を自ら潰すという小細工に走る。
密室を構成するものすべてが意味のあるものだと思い、あらためて事件現場である部屋を見直してみる。
すると、あきらかに不可思議なものが見えてくる。
淡々と犯行を進める殺害計画の肝である行為は、想像するだけでおぞましい。
純子の的はずれな推理がいい息抜きにもなり、推理の隙間に落ちているひらめきを呼び起こすきっかけになるのもいい。
「鍵のかかった部屋」感想
榎本の古い友人として「サムターンの魔術師」の異名を持つ会田が登場する。
完璧に目張りされた部屋。テープなどで異様に飾られた光景。
呼びかけに反応しない甥の安否を確かめるため、必死に部屋に入ろうとする会田。
しかし、「魔術師」である会田も解錠に手こずる。
科学の知識をいかしたトリック。マジックの原理を取り入れば大胆な手口。
会田への会話から垣間見える榎本の裏の顔が面白い。
密室トリックらしい作品。
犯行の致命的な証拠の品が、会田によってもたらされるのもいい。 -
榎木・青砥コンビの密室シリーズ短編集。表題の鍵のかかった部屋はトリックが素晴らしく秀逸の作品。その他の話しもそれなりに楽しめる。青砥の無駄な推理がほどよく話を和ませる。
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20161211
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このシリーズは薄い
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ミステリ読者としては失格なのかもしらんけど、自分で謎を解く、って部分に大して魅力を感じていない身としては、こういう作品もそこまで興奮できません。もちろん、流石のストーリーテリングの妙もあって、飽きさせられることなく、楽しく読ませてもらいましたが、どうしてもあの「黒い家」と比べてしまいますので…方向性も全然違うし、これはこれで楽しめたから良いんですけどね。