作品紹介・あらすじ
謎の書き置きを残し、駆け落ちした姫さま。豪商〈薩摩屋〉から奇妙な手口で大金を盗んだ義賊・怪盗一寸小僧の正体とは。モテ年到来の姫さまが、江戸を賑わす謎を追う! 大人気書き下ろしシリーズ第3弾!
感想・レビュー・書評
絞り込み
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続々男の人が出て来ては静湖姫に惚れていくストーリーはどこで完結するの?
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今回は突如として現れた江戸を騒がす怪盗一寸小僧のトリックを解明するというもの。
依頼主は薩摩屋。
この件と同時に、もう一つ依頼が。
多歌子が謎の暗号文を残し駆け落ちしたから探してほしいというもの。
多歌子、噂に聞くはちゃめちゃっぷり(笑)
多歌子すげえな、駆け落ちするなんて。
三十一のお姫様にしてはほんと凄い。
しかも、相手が用心棒で食い繋ぐ浪人だから長屋住みな訳で。
お城から長屋暮らしってだいぶ不安になると思うのに、踏ん切りついちゃうとこが多歌子だな。
静湖姫は見事に暗号文解読して潜伏先見つけたけど、既に家に帰った後っていうオチがあり笑った!
多歌子の手紙で、多歌子の考えが少し見えたな。
多歌子は静湖姫に似せるようにしてたんだな。
小さい頃から一生に育ったのもあるけど、そういう意識することで余計に似るよな。
繁蔵の言う通り、静湖姫と多歌子は性格だとか在り方だとか似てる気がする。
一寸小僧が、まさかの油屋の若旦那の友達とは…。
こういう繋がり面白いけど、これからもこういうキャラ同士の繋がり出てきてなんか起こりそうな気が。
一寸小僧のトリック、大体は納得出来たけど、くの字の筆だけはちょっと大変な気がした(笑)
やはり北方御目付役が関わりだしてきた。
しかも、静湖姫のこと好きになりそうな感じが(笑)
というか、繁蔵!繁蔵が静湖姫に恋しちゃったのは驚いた。
オカマの内の一人くらいは誰か来るだろうなとは思ってたけど、まさか繁蔵とは…。
多歌子の駆け落ち相手の浪人、秋月も静湖姫に惹かれたし、若旦那の友人で一寸小僧の長谷川屋もだし、一寸小僧に勝負ふっかけた元スリの料理人の南蛮屋も。
モテ期凄すぎる。
次も更に増えるのかな?
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義賊「怪盗一寸小僧」の謎解きも面白いが、静湖姫の和歌には笑わされる。「松竹梅」の下位ランク「つくし」の更に下位「苔」の誕生である。
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第三弾
まだ続くモテモテ姫の怪盗一寸小僧のからくりを
新たに長谷川屋の若旦那が
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たぶんこの世には摂理がある。
一方でさまざまな偶然もある。
何より人には、切り開く力がある。
自分の進む道を選ぶことができる。
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まさにモテ期の静湖姫ですが。
軽くよめて、なんとなくハッピーな感じになれる本です。
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『妻は、くノ一』の外伝、松浦静湖姫の江戸の謎解き物語第三弾。
相変わらず頭を使わずに楽しく気軽に読めた1冊でした。
ついにオカマにまで恋心を抱かせてしまった静湖姫の運命の人は誰?
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静湖さんのアクティブさは見習いたいものがあります。
そして着々と増えてゆく静湖姫信奉者(笑)
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登場人物一覧のページ数が倍になってるのにまず笑った(爆)。
多歌子姫の失踪と、奇術遣いの義賊の話が同時に進む。
謎解き自体はいつもの通り面白いのだが
これまで以上に静湖姫のモテモテ振りが際立っているのが更に面白かった。
本人が恋愛モードじゃないときにこれだけモテるのが皮肉。
まさかのあの人まで静湖姫に惚れてしまうのが可笑しかった。
岡田の失恋はこの先の静湖姫との関係に変化を与えるのだろうか。
定石通りで面白くないといわれても、
個人的にはこのふたりがまとまるのが一番すっきりするのだが。
というかあまりにも候補が増えすぎて訳判んなくなってるというのが正直なところ。
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話しには出てきていた、多歌子姫が大きく絡んできます。しかし登場はなし。コロンボの「うちのカミさん」みたいになるのだろうか?
静湖姫のモテ期は益々加速で、続きが楽しみです。
風野真知雄の作品