- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041007365
感想・レビュー・書評
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頑なに優作を施設に預けようとしない静男にジーンときた
静男の両親は決してすばらしい人々ではなかった
よく子供時代に虐待をされた人は自分の子供も虐待する、とか聞くけど
けっこう自由すぎりや両親に育てられたのに、静男はありったけの愛情を優作に注ぐ姿に感動
読んでいながら、しきりに花音さん最低だな、と思っていたが、
最後の一行で、考えさせられるものがあった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょっとびっくりな設定です。
なんとも無責任な大人たちばかりで、腹立たしくなります。
そんな中で、優作を必死に守る静男と、級友たちが健気です。
優作がいることで、静男自身も立っていられるのかもしれません。
優作を守りながらも、愛を求めているように思います。
優作が4歳になった目から描かれた、スピンオフ「カブになれ」が良かったです。
ちょっとホットしました。 -
出てくる人たちがみんないい人でよかった。
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中学生が父親に。しかも母親と一緒に暮らしたのは、2週間足らず?
設定には相当無理があるのだけれど、なぜだかほっこりしたまま、不安な気持ちでやきもきすることもなくエンディングに辿り着いた。
子どもは可愛い、でも一番遊びたい盛りで、青春を謳歌したい時期に、子育て一辺倒で日々過ごしていけるものか?とは思った。 -
14歳の父親の奮闘ぶりをひたすら応援しながら読んでいました。父性愛、恋愛、友情、悩み、苦しみ様々なエッセンスが盛り込まれていてとても面白かったです。主人公尊敬します。
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主人公の静男くん、とても冷静でかっこいい。
日常的なことを淡々とこなし、
問題に直面するたびに魅力がましていく。