- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041009277
感想・レビュー・書評
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シリーズ二作目。今回は《件》の話。
マメが可愛い。そして、ある重要な人物に関わってくる。マメが事件の解決に一役買った、と言っても過言ではない。
最後は不穏な空気が漂っている。これからますます青目の邪悪さが、エスカレートしていくのだろうなぁ。 -
自身を妖人と勘違いした被害者。
母親の事を知り自身は特別だと思い込み始めたのだとしても、危機感の無さや自意識過剰過ぎてあまり好印象ではないよな。
遂に表立って悪意しかない言動に出たが、雲隠れが相当得意な所を見る限り探すのは困難だろうな。 -
脇坂さん、いいキャラしてるなぁ。もはや賢さと同じくらい、稀有な才能だと思うな。
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面白かったです
この後のシリーズも読む予定
妖人などという、この世界観面白いと思います -
ハマりました。すごく面白い。
読み終わったあともう一度読み返して深めたくなる。 -
読書録「妖キ庵夜話空蝉の少年」4
著者 榎田ユウリ
出版 角川ホラー文庫
p207より引用
“ ー人生を変えるのは占いではありません。
占いは手助けをするだけ。相談窓口のひとつ
と考えて下さい。あるいは靴です。あなたの
人生を歩くのはあなた。あなたの前にはたく
さんの靴が並んでいます。私はある靴をご紹
介します。でもそれを……。
「履くかどうかはあなたの自由です。もっと
いい靴を見つけたって、もちろんいいんです
……」”
人間と妖人を見分ける能力を持つ茶道家を
主人公とした、長編ミステリ小説。同社過去
刊行作、加筆修正文庫版。
いっぱいに詰まったお菓子入りのコンビニ
袋を両手に下げて、家路を走る女性・スミレ。
エレベータを待つ時間すら惜しみ、自宅に飛
び込むなりお菓子をむさぼる…。
上記の引用は、刑事・脇坂が占い師に占い
の有用性について聞いたことに対しての、占
い師の返答。
占いの結果通りに動くのではなく、数ある選
択肢の一つとして参考にする位で良いのかも
しれませんね。
コテコテとした登場人物たちの中で、マメ
君が良い癒やしになっています。たまに毒づ
くのも愛嬌です。
主人公・洗足伊織の刑事・脇坂に対する態度
が、トゲを含みながらも穏やかになっていて、
コメディー要素が強く出ている感がありまし
た。
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思いの外、恐ろしげな感じになってきた。単なる鬼じゃないんだね。どんな展開になっていくのか楽しみ。
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面白かった❗
最後、スミレがハッピーエンドで何より。
青目も、件も悪い訳じゃなくて…
人と妖人のもって生まれる性の違いが根底に有って、ちょっと物悲しい感じが切ない。 -
こんなボケボケのわたしですら、途中からオチがわかったので、★3で。
テルが救われて何よりでした。