- Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041010419
作品紹介・あらすじ
突然の辞令で“警視庁都民相談室”という部署に配属された、七曲風馬27歳。元劇団員の七曲はかつての俳優仲間の協力のもと、相談室に寄せられたさまざまな事件に挑んでいく! 渾身の書き下ろし警察小説!
感想・レビュー・書評
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4年ぶりに再読。
小劇団の人気俳優・七曲風馬は、父親が脳梗塞で倒れたことをきっかけに、警官になる。交番勤務から都民相談室に異動を命じられた彼は、着任早々に受けた都民の相談から、老人詐欺の疑いがある投資会社を捜査することに…
複数の人物が複数の偽名で詐欺を繰り返すので、誰が誰だか分かりづらいです。
黒幕は「お前だったのか!」っていう展開でした。ただ、十分な証拠があるにも関わらず、小芝居でトリックを披露して自供を促す風馬のやり方は、賛否が分かれると思います。
リアルを求めるなら「なし」ですが、私は嫌いじゃないです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小劇団の人気俳優だった七曲風馬は、父親の病気をきっかけに、警察官になることを決意する。神楽坂署に配属されて3年目。突然の辞令により、東京都庁の地下に創設された「都民相談室」に異動となる。そこにはシングルマザーの浅川室長ほか、クセのある面子が揃っていた。七曲は、老人詐欺の疑いがもたれている投資会社を捜査することに。実態の見えない組織に対し、かつて所属した劇団の協力のもと、黒幕を追い詰めていくがー。
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警察官に転職した小劇団の人気俳優・七曲風馬を主人公にした警察小説。都民相談室という東京都庁の地下に創設された一癖も二癖もあるメンバの吹き溜まりに異動した風馬は…
設定は面白いのに少しもったいないストーリーの作品だった。
文庫書き下ろし。 -
140720
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んん~?なんだろ・・面白くないわけではないが。
主人公にあまり魅力を感じない?設定はいいのに。
次回作に期待。 -
警察官となって都民相談室に配属になった元劇団員の主人公と、周りの登場人物との繋がりが温かくて、読んでみて良かった!
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堂場さんのシリーズにも俳優上がりの大友君がいるけど、こちらの主人公は転職後もボランティアで舞台に立ってるから大変変わってる。
最後がまた派手!
そこまでやるか?
テレビ向き? -
主人公の設定は面白いと思ったけど犯人が・・・。