朧月市役所妖怪課 河童コロッケ (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041012758

感想・レビュー・書評

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  • なんだか短い。。電子だとそのボリュームを考えないで買っちゃうので、読み始めてページ数を見て、短いなぁって気付いた次第。
    というか、ここで続いちゃったかぁ。。。っていう宙ぶらりんな感じですが。
    シリーズありき、な作りなのでしょうが、それにしても、いろんなところで中途半端な終わりなきがします。
    河童コロッケっていうのは、あれですが、あのコロッケの話までは面白かったかなぁ。
    長屋歪も面白かったですけど、色々話が広がって収集する前に次巻に続く。。。みたいな。
    物足りない感じでした。
    電子版だったんですが、そこここに誤植がみられて、ちょっと驚きました。。。
    少なくとも3か所あったかなぁ。。。

  • 妖怪だけど怖くなく、ほのぼの系なお話ですらすら読めました。妖怪を封じ込めるための「朧月市」そこで妖怪たちの対処をする「妖怪課」と面白い設定。登場人物も個性的。今回は序章のような感じで次作への引きも気になる

  • 設定は無茶苦茶。
    でも、
    日本のとあるところには妖怪と人間が共存していると、
    そこの市役所にはもちろん、
    人間と妖怪の仲を持つような部署がありますと。

    宵原秀也は公務員に憧れる不思議な子。
    もちろん、
    朧月市役所妖怪課で働くことに。

    ・河狒狒が表題にもなってる河童コロッケな。
    ・人面橘はいわゆるみかん星人のことでしょう?
    ちょっとみかんいただく時に思い出してふいたわ。

    「宵原秀也」という人間に謎があるし、
    主人公よろしく謎があってそこを解明していく話になるのかな?
    気が向いたら2巻も読むかも?!

  • すごくおもしろい本でした。青柳さんの本は『浜村渚シリーズ』を読んだことがあるのですが、そちらの話よりも読みやすいなぁといった感じです。主人公も含めてこの街の人たちの妖怪とのかかわり方がすごくいいなぁと思いました。つかず離れず・・・。次巻もあるので早く読みたいです。

  • 妖怪課の第1弾。こっちを先に読むことで主人公の様子が分かるけど、それ以上にやはりこの設定って楽しい。

  • 設定やキャラクターは面白いんだけど。ストーリーにいまいち入り込めない。

  • あー、すっごい好みかも、普通に面白いし読みやすい。まぁ主人公が実は普通じゃないチートスペック(妖怪)持ちと他の人物も(半)妖怪だったり個性的なんですがそれぞれが嫌み無いくらいすんなり入ってきます。しかし書き手によって同じ妖怪でも解釈が違っていたりとこれも面白い。ちなみに私が本書で好きなのは長屋歪(こいつ憎めん(笑))まぁ主人公が「夢」に対してどろりとした甘さがさてこれからどう変化するのかしないのか楽しみですねぇ(※あとマッカーサーがこんな形でちょいですが出てくるとは(苦笑)

  • 【収録作品】第一章 朧月市へようこそ/第二章 河狒狒住居侵入の件/第三章 人面橘採集の件と、どんどろなミニカー窃盗の件/第四章 市長執務室・妖怪探しの件/エピローグ(または新たなるプロローグ)

  • まさかの続き物だった。

    市役所のアルバイトが、派遣されたのは妖怪が住む街。

    結界ってなんだ?
    とか、色々フに落ちんこともあるけど、
    とりあえず青年が純粋すぎだし。

    全然、妖怪は知らないのばかりでなかなか変な感じ。
    市として機能してるのが不思議。
    人口流出とかしないの?

  • 思ったよりしっかりした話しで面白かった。鬼太郎と猫娘と仲間たちって感じ。全然違うけど。課の人は普通の人間でもいいような・・・。

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著者プロフィール

1980年千葉県生まれ。2009年『浜村渚の計算ノート』で第三回講談社birth小説部門を受賞しデビュー。「ブタカン」「西川麻子」「猫河原家の人びと」などシリーズ多数。2019年刊行の『むかしむかしあるところに、死体がありました。』が各ミステリーランキングや書店年間ランキングにランクインし、本屋大賞にもノミネートされた。

「2023年 『あかがみんは脱出できない(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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