朧月市役所妖怪課 河童コロッケ (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.31
  • (9)
  • (29)
  • (66)
  • (8)
  • (2)
本棚登録 : 539
感想 : 36
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041012758

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 最後の最後で対立軸が出てくるのでそれまでは、ほのぼのしてて、つい読むのが遅くなってしまう。 次回登場するであろう新キャラ頼りじゃなく、今のメンバーをもっと色濃く、そして敵(?)役をもっと憎たらしく。

  • 公務員が夢を見ない自治体に住民を幸せにする事はできない
    亡くなった父の言葉を胸に朧月市に向かうのだが
    配属されたのは妖怪課?
    しかも、宿舎に入った途端に妖怪に憑りつかれる有り様。
    妖怪お仕事エンタではある。
    何より、出てくる妖怪が知らないものばかりで
    マユツバ帖の説明には、その出典も書かれていて
    著者と引用した文献名が載っているのだが
    考えたとしたら、スゴイ!っていうか読みたい!
    マユツバ帖の外伝だけでも、書籍化して欲しい!
    軽くて読みやすくて楽しかったです。

  • 妖怪。ファンタジー。お仕事。
    妖怪に関する事件を、妖怪を退治せずに解決。
    気楽に読めるが、派手な面白さはないかも。
    個人的には、コメディかミステリ、どちらかの要素を強調したほうが好き。
    シリーズものみたいなので、続編に期待。

  • 人間と交流していたり、悪さをしたり、様々な妖怪が起こすトラブルを市役所の公務員として解決していく物語。
    戸惑いが大きい主人公が右往左往しながら解決していくのが楽しい。
    さらっと気楽に読める。

  • 朧月市は人と妖怪が共存するという特殊な地方自治体。その市役所妖怪課は妖怪が為す事象を収める役目を担う。退治や駆除ではなく収めるというのがミソ。そこに短期派遣された主人公の活躍を描く全3巻のシリーズ。
    最初はゴーストバスターズのような話かと思いましたが、妖怪を保護捕獲する仕事だけでなく、市長と反市長の陣営の対立とそれにまつわる謀略に巻き込まれる職員たちの姿が描かれていました。これはお仕事小説というカテゴリーに入れるのが良いかも知れません。

  • 【図書館本】面白かった! 舞台が現代で妖怪ものと聞いて惹かれない訳がない! 文章は読みやすいし、妖怪はメジャーではないもの(創作?)で興味深くグイグイ読めた。
    町名や人名だけでも楽しいし、キャラも個性的な集団でこちらも楽しい。とりあえずの謎は解決したけど新たな問題が発生している様で今後の展開も楽しみ。

  • 妖怪たちを封じ込めるために作られた朧月市。そうとは知らずに、自治体アシスタントとして朧月市役所に赴任してきた宵原秀也は、妖怪課に配属され、妖怪絡みのトラブル処理を手伝うことに・・・。あまり期待してなかったんですけど、話も思いのほか面白かったし、出てくる妖怪の設定もよくできてて面白いです。民間の妖怪退治会社との今後がどうなるのか・・・気になるところで終わっているので、続きも読みたいと思います。

  • 市役所の職員に派遣された青年が主人公。設定がおもしろい。
    2015/7/22

  • 河童コロッケに惹かれていたので、本を貰って大喜び(^^)きっと美味しいに違いない‼河童が作ったコロッケ(*´-`)♪と思って読んだのに、予想は外れ河童が好きなコロッケだった(^^;)しかも凄く不味そうで残念(--;)しかし、朧月市役所妖怪課に自治体アシスタントとして採用された宵原くんの活躍も、未知の妖怪もどちらも気になるから続編も読みます(^^)v

  • ひょっとしたら朧月市みたいな場所があるのではないか?

全36件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

1980年千葉県生まれ。2009年『浜村渚の計算ノート』で第三回講談社birth小説部門を受賞しデビュー。「ブタカン」「西川麻子」「猫河原家の人びと」などシリーズ多数。2019年刊行の『むかしむかしあるところに、死体がありました。』が各ミステリーランキングや書店年間ランキングにランクインし、本屋大賞にもノミネートされた。

「2023年 『あかがみんは脱出できない(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

青柳碧人の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×