西の善き魔女 (8) 真昼の星迷走 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 258
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041013458

作品紹介・あらすじ

フィリエルは女王候補の資格を得るために、ルーンは騎士としてフィリエルの側にいることを許されるために。 お互いを想い、二人はそれぞれ命を賭けた旅に出る。 旅路の果てに再会した二人が目にしたものとは!?

感想・レビュー・書評

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  • 外伝というより続編かな。レアンドラとルーンの関係が不思議。やはりSFかファンタジーか一方に絞った方が物語としてすっきりした気がする。

  • シリーズ8作目。
    多分、完結編なんだけど「これで終わり?!」という呆気なさがあった。これだけ続いてきたので、終わり方はもっと色々期待してしまっていた。アデイルやユーシスなどは本作では出てこないし…何となく置き去りにされた感。
    取り敢えずルーンの出自は明らかになったはず。ティガと引き合わせてみたい。

  • これで終わりなのか?
    とりあえず副題が趣味の紹介ってことだけは伝わりました。

  • 面白かったなー。
    まだまだこの世界の物語を見ていたかった。
    このあと、研究者たちはどう生きていくんだろう。
    もっと高度な科学技術があると知ってしまった
    ルーンはそれでも研究を続けていくのかな。
    しかし、
    今後は科学を隠蔽することなく
    研究者たちを自由にしたところで
    女王家が真実を明かさないまま、
    この世界を治めようとするのは
    結局、大きな嘘の隠蔽で
    この世界の住人たちをバカにした行為なのでは。
    と思ってしまうんだなー。
    てことを、ずーっと考えてしまうくらい
    物語にはまってしまったな。

  • ☆5

  • とうとう最後の巻。やっぱりこの二人の話で終わるのねって表紙を見て思ったのだけれど、ことはそんなに簡単ではなくって、二人でほのぼのと終わるわけもなく、女王候補とその配偶者としての資質を確かめられることになる。ってことは、ディー博士もこんな風な試練を受けて、同じような知識を得ていたのかしら。でも、女王候補から早々と外れてしまったわけだし。吟遊詩人のバードが久々に登場して、相変わらずの面白みを見せてくれた。後日譚があっても良いような気はするし、特にレアンドラの今後には興味があるけれど、今更、新刊は出ないよね。

  • 終わってしまったー。
    ちょっとだけ中途半端な気がしないでもないけど、フィリエルとルーン、ユーシスとアデイル、この世界のこと、とりあえず着地はしてるか。
    あー、そもそも五巻で話はおわって六巻からは外伝っていう位置付けなのか。納得。
    レアンドラが印象がとても変わり良かったな。
    もしかしたら1番カッコいいのかも。
    その後の話、出たらいいのにーー。

  • ついに完結してしまった…
    シリーズものの最後はたいてい、たどり着いた喜びと寂しさに満ちている…

    もっともっと、外伝なり、本ストーリーなりで
    この世界の広がりをずっと見ていたいなぁ
    フィリエルたちの紡ぐ、あの世界の終わりの先まで

    きっと最後には必ず、愛が勝つんだろう

  • 2017.09.15

  • 前に7巻まで読んだまま最後読んでないような気がして借りて読んだ!けどなんか読んだことある気がする…笑
    でもまあ最後まで読んだっていうのがこれで記憶に残ったからよかった!笑
    本当この2人好き。

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著者プロフィール

荻原規子・東京生まれ。早稲田大学卒。『空色勾玉』でデビュー。以来、ファンタジー作家として活躍。2006年『風神秘抄』(徳間書店)で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞(JR賞)、日本児童文学者協会賞を受賞。著作に「西の良き魔女」シリーズ、「RDGレッドデータガール」シリーズ(KADOKAWA)『あまねく神竜住まう国』(徳間書店)「荻原規子の源氏物語」完訳シリーズ(理論社)、他多数。

「2021年 『エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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