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- Amazon.co.jp ・本 (449ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041016046
作品紹介・あらすじ
潰れかけの空手道場師範でお人好しな藤堂のもとには、いつもトラブルが舞い込む。図々しいおやじサラリーマンや生意気だが腕は確かな後輩に振り回されるなか、新たな入門希望者にも一癖ありそうで……。
感想・レビュー・書評
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空手をすることでの人間形成など、とても魅力ある話だった
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『されど愚か者は行く 道場Ⅰ』の続編の連作短編小説。長らく文庫化されたかった作品で、角川文庫から文庫化されたのは本当に嬉しかった。純粋な格闘小説というより、神野聖司から闘心館空手道場を任された藤堂忠之の苦悩や挫折、成長を描いた小説である。
本作では、主人公の藤堂よりも道場の最高顧問を勝手に名乗る入門10ヶ月の白帯・富永栄助と道場の指導員・山本健三の方が活躍する短編が多いようだ。富永が巻き起こすドタバタに藤堂が巻き込まれるが、時として藤堂が富永に助けられる事もあり、山本は常に安定の強さの空手家として藤堂よりもカッコよく描かれている。
『初恋』『告白』『黒船』『ひがちゃん』『遺書』の5編を収録。 -
面白かった。第1弾とは違う面白さ。登場人物がいずれも魅力的。とくにトミーが効いている。
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