- Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041017968
作品紹介・あらすじ
美術大学に入学した内気な男子、道郎は、おかしな先輩・桧垣に誘われてホラー映画を作ることに。桧垣に渡されたホラー映画を見ていると、なんと画面から、大ハサミを持った少女が飛び出してきた!カルミンと名乗る少女につきまとわれるようになった道郎は、この世のものではない存在"ハザマ"が見えるようになり…。映画作りに奔走しながら、ハザマが起こす不思議な事件をカルミンと解き明かしてゆく、青春ホラーミステリ!
感想・レビュー・書評
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背表紙的には、青春ホラーミステリ。
読んだ感じは、ホラーとミステリの要素がかなり薄め。ファンタジックコメディみたいな印象。
速水さんの喋り方が割と好き。
マンガやアニメに向いてそうな、キャラクターに魅力のある作品。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(収録作品)ハサミ少女と忘却の刻/廃棄の姫君/黄昏ノート/禁断のスイーツ/水銀のジレンマ
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少しコミカルで可愛らしい、キャラ立ちホラー。フィルムの中から飛び出した謎の美少女が解き明かす謎の数々は、恐ろしくもあり切なくもあって。ホラーミステリともいえるかな。怖さもほどほどなので、気軽に楽しめる一冊です。
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作品の紹介文では、
ホラーミステリーとなっていましたが…、
魔女っ子系のファンタジックホラーです。
内容的には、ベースは学園小説で、
ほぼファンタジックのみですが…、
まぁ、そもそもホラー作品は苦手なので、
ボク的には、ちょうどいぃ感じでしたね。
各キャラクターも、
美大生のびみょうにゆるぃ感じがいぃ…。
アクセントのカルミンもよかったと思ぅ。
(若干『電影少女』にかぶってるけど…)
欲を言えば、
もぅ少し事件性があってもよかったかな?
ちょっと盛り上がり具合が控えめな感じ。
ゆるぃ雰囲気の中にパンチ力があれば…。
続編では…、道郎と理緒とカルミンは、
このまま、ゆる~ぃ感じの三角関係に、
発展するのかな~?? 王道的には…。
評価は、少し甘めです…。