ハサミ少女と追想フィルム (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 67
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041017968

作品紹介・あらすじ

美術大学に入学した内気な男子、道郎は、おかしな先輩・桧垣に誘われてホラー映画を作ることに。桧垣に渡されたホラー映画を見ていると、なんと画面から、大ハサミを持った少女が飛び出してきた!カルミンと名乗る少女につきまとわれるようになった道郎は、この世のものではない存在"ハザマ"が見えるようになり…。映画作りに奔走しながら、ハザマが起こす不思議な事件をカルミンと解き明かしてゆく、青春ホラーミステリ!

感想・レビュー・書評

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  • 背表紙的には、青春ホラーミステリ。
    読んだ感じは、ホラーとミステリの要素がかなり薄め。ファンタジックコメディみたいな印象。
    速水さんの喋り方が割と好き。
    マンガやアニメに向いてそうな、キャラクターに魅力のある作品。

  • (収録作品)ハサミ少女と忘却の刻/廃棄の姫君/黄昏ノート/禁断のスイーツ/水銀のジレンマ

  • 少しコミカルで可愛らしい、キャラ立ちホラー。フィルムの中から飛び出した謎の美少女が解き明かす謎の数々は、恐ろしくもあり切なくもあって。ホラーミステリともいえるかな。怖さもほどほどなので、気軽に楽しめる一冊です。

  • 作品の紹介文では、
    ホラーミステリーとなっていましたが…、
    魔女っ子系のファンタジックホラーです。

    内容的には、ベースは学園小説で、
    ほぼファンタジックのみですが…、
    まぁ、そもそもホラー作品は苦手なので、
    ボク的には、ちょうどいぃ感じでしたね。

    各キャラクターも、
    美大生のびみょうにゆるぃ感じがいぃ…。
    アクセントのカルミンもよかったと思ぅ。
    (若干『電影少女』にかぶってるけど…)

    欲を言えば、
    もぅ少し事件性があってもよかったかな?
    ちょっと盛り上がり具合が控えめな感じ。
    ゆるぃ雰囲気の中にパンチ力があれば…。

    続編では…、道郎と理緒とカルミンは、
    このまま、ゆる~ぃ感じの三角関係に、
    発展するのかな~?? 王道的には…。

    評価は、少し甘めです…。

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