ハサミ少女と追想フィルム (角川ホラー文庫)

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著者 : 佐島佑
  • KADOKAWA/角川書店 (2014年7月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041017968

ハサミ少女と追想フィルム (角川ホラー文庫)の感想・レビュー・書評

  • 背表紙的には、青春ホラーミステリ。
    読んだ感じは、ホラーとミステリの要素がかなり薄め。ファンタジックコメディみたいな印象。
    速水さんの喋り方が割と好き。
    マンガやアニメに向いてそうな、キャラクターに魅力のある作品。

  • ビデオから出てきたのは黒髪白装束の貞子……じゃなくて、金髪で黒いドレスのカルミン。
    佐島さんはデビュー作の「ウラミズ」を読んでいますが、こちらのテイストの方が好みです。
    大好きなジャンルの一つである青春ホラーの王道のような作品。ホラー要素はさほど強くなく、コメディタッチでとても読みやすかった。

    舞台は美大なんですが、主人公が文芸創作の学部なので、美大のしつこい描写がなくて、そこも私にとっては読みやすさの一つでした。あんまり積極的でない主人公が、映画製作を巡って少し変わっていく感じが微笑ましい。
    三話目の『黄昏ノート』で八森くんが出てきて、理緒をめぐる主人公の気持ちも揺れ動き、話の展開とともに行く末が楽しみでどんどん先を読みました。
    そしてカルミンがとてもかわいい。掛け合い部分が楽しくて好感が持てます。
    霊の怨念をハサミで断ち切って成仏させるという設定もすごくいいと思う。華奢な金髪少女が大鋏を振り回す様が脳裏に浮かびます。
    四話目の劇団の話は、才能やそれをめぐる嫉妬というのが話の根底にあり、軽いタッチだけではない深さも感じた。
    主人公たちの映画作りは始まったばかりで、続きが楽しみです。

  • (収録作品)ハサミ少女と忘却の刻/廃棄の姫君/黄昏ノート/禁断のスイーツ/水銀のジレンマ

  • 少しコミカルで可愛らしい、キャラ立ちホラー。フィルムの中から飛び出した謎の美少女が解き明かす謎の数々は、恐ろしくもあり切なくもあって。ホラーミステリともいえるかな。怖さもほどほどなので、気軽に楽しめる一冊です。

  • 作品の紹介文では、
    ホラーミステリーとなっていましたが…、
    魔女っ子系のファンタジックホラーです。

    内容的には、ベースは学園小説で、
    ほぼファンタジックのみですが…、
    まぁ、そもそもホラー作品は苦手なので、
    ボク的には、ちょうどいぃ感じでしたね。

    各キャラクターも、
    美大生のびみょうにゆるぃ感じがいぃ…。
    アクセントのカルミンもよかったと思ぅ。
    (若干『電影少女』にかぶってるけど…)

    欲を言えば、
    もぅ少し事件性があってもよかったかな?
    ちょっと盛り上がり具合が控えめな感じ。
    ゆるぃ雰囲気の中にパンチ力があれば…。

    続編では…、道郎と理緒とカルミンは、
    このまま、ゆる~ぃ感じの三角関係に、
    発展するのかな~?? 王道的には…。

    評価は、少し甘めです…。

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ハサミ少女と追想フィルム (角川ホラー文庫)の作品紹介

美術大学に入学した内気な男子、道郎は、おかしな先輩・桧垣に誘われてホラー映画を作ることに。桧垣に渡されたホラー映画を見ていると、なんと画面から、大ハサミを持った少女が飛び出してきた!カルミンと名乗る少女につきまとわれるようになった道郎は、この世のものではない存在"ハザマ"が見えるようになり…。映画作りに奔走しながら、ハザマが起こす不思議な事件をカルミンと解き明かしてゆく、青春ホラーミステリ!

ハサミ少女と追想フィルム (角川ホラー文庫)はこんな本です

ハサミ少女と追想フィルム (角川ホラー文庫)のKindle版

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