最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.41
  • (66)
  • (175)
  • (274)
  • (48)
  • (12)
本棚登録 : 1861
感想 : 189
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041020562

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 帰る場所があるっていいよね

  • 人情系?グルメ系?妖系??
    軽いように見えて全然軽くない中身。描写がうまいのか、追い詰められたり、心許したり、認めてもらったうれしさだったりと素直な海里の気持ちが痛いようにわかる。店主と海里とロイドのこの先が楽しみな、芦屋の「ばんめし屋」のはなし。

  • 若手イケメン俳優の五十嵐海里は、突然のねつ造スキャンダルにより芸能界からも家族からも追い出されてしまいます。絶望し街をさまよっている時、夜の間だけ営業している定食屋の店長、夏神に拾われ、彼の店を手伝うことになるのですが……。
    クスッと笑えてちょっぴりホロリとくる、おいしいストーリーです。

    途中からの予想外にファンタジーな展開に驚かされました。
    海里、夏神以外のもう一人のメインキャラクター、ロイド。
    彼に関して最初は色々と戸惑う事ばかりでしたが、意外と海里との息もピッタリ。
    なかなかいい味を出しています。

    終盤にこの小説のタイトルの意味が分かったとき、なるほどそういうことだったのかと納得。

    おいしいだし巻き卵と生姜焼き(巻末にレシピが掲載されています)が食べたくなりました。

    図書館スタッフ(東生駒):ルブリル

    ----------
    帝塚山大学図書館OPAC
    https://lib.tezukayama-u.ac.jp/opac/volume/813033

  • 美味しい話しかと思って読んでみたらまさかのオカルト!
    でもこのコンビ(ロイドも入れたらトリオ?)がまた面白く、続きも読んでみようと思いました。

    2017.6.29 読了

  • 軽く読めそうなので借りた一冊。
    ちょうど、仕事で電車乗る予定があったので、往復で読み終わった。
    2時間弱くらいかな?

    ご飯屋の話かと思いきや、ほのぼの霊感系のお話です。
    なんか、メガネのロイドの件はどっかで読んだような?
    シリーズっぽいので、もう少し読んでみる。
    話のテンポが速いので、さくっと読むには非常によいです。

  • 読みやすかったけど軽め。

  • 書店のPOPを見て。
    ライトに読めてほっこり。

    夏神さんが何者なのかはさっぱり。

  • そういう(霊とか)方向性だとは思ってなかったけど、ラノベみたいで1冊短めやからさくっと読めるし、面白い!シリーズ物やから続きも読みたいなー
    あと何より、食べものがいっぱい出てくる、好きなタイプの小説w

  • あなたのために作る晩ごはん。

    捏造されたスキャンダルで活動休止に追い込まれた五十嵐海里。実家に戻ってみるも,兄や母は味方ではなかった。行くあてを失った海里は,夜から始発までの時間に営業する定食屋「ばんめし屋」の主人夏神留二に拾われ,定食屋で働くことに。

    作者を確認して,ああ,わかるな,と思ったほど,キャラクターがわかりやすい。ちょっと不思議な登場人物(幽霊はともかく眼鏡の付喪神がインパクト大)もいて,最近ありがちなパターンとはいえ,純真な主人公と面倒見の良い兄貴分というバディもの(っていうのかな……)としては及第点かと。定食というのも大事なキーワード。温かみ,まごころを連想させる。

    海里は夏神の弟子になって料理を学んでいくようだけど,この先どうなっていくのか,楽しみな作品だった。きっと兄や母とは和解できるんじゃないかなあ,この感じだと。

  • ごはん本かと思いきや、霊感もの…!? シリーズ続いているが、読み続けようか どうしようか(^^;;

全189件中 81 - 90件を表示

著者プロフィール

作家。監察医。講談社ホワイトハート「人買奇談」にてデビュー。代表作は「鬼籍通覧」シリーズ、「奇談」シリーズ(講談社)、「最後の晩ごはん」(KADOKAWA)、「時をかける眼鏡」(集英社)など多数。

「2023年 『妖魔と下僕の契約条件 5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

椹野道流の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×