最後の晩ごはん お兄さんとホットケーキ (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 1189
感想 : 105
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041020586

感想・レビュー・書評

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  • お兄ちゃんの晩ごはん。兄弟の数十年来に渡る確執と、夏神さんの【過去】。
    突然現れた予想外のお客さんによって、海里と周囲の関係は展開していく……。

    終盤の兄弟の思い出につい感動して、涙が出てきた。忘れていることって沢山あるけど、その中にはとても大切なこともあるんだな、と気付かせてくれた。だし巻き卵を読んでないので実質2冊目だけど、晩ごはんで1番感動した一冊。
    家族っていいね。
    欲を言えばもう少し奈津さんのことを掘り下げて欲しいなぁと思いました。

  • 3冊目。お兄さんとの話。
    2016/4/1

  • 素朴な話で読んでて、落ち着くというか…読みやすい。

  • 獣医の奈津さん登場。ストーリーの流れに都合良く出来事が起こりすぎの感も。

  • 最後の晩ごはん、3巻目。
    夜だけ営業の定食屋「ばんめし屋」で働く五十嵐海里。
    ある日やってきた獣医だという女性は兄の婚約者。
    なんとか仲直りしてほしいと思う奈津だが
    兄弟は派手にケンカをし…。
    兄弟の仲はどうなる??

  • 兄との確執、夏神さんの過去など明らかになってきます。前巻をまだ読んでいないので常連さんのゆるいひとがよくわかりませんが、主に今回は上記がメイン。兄のわからずやと言いたくなりますが、彼は彼で青春を家族に全て侵食されているので、凝り固まっても仕方ないのかもしれません。婚約者とホットケーキのおかげで兄弟の中もこれからは少しぴりぴりした空気はやわらぎそうで一安心です。夏神さんも早くうなされる日々を少しでも解消されるといいのですが、こればかりは時間が経ちすぎているから幽霊で出てきてくれるとかは望み薄でしょうし、難しいですね。続きが気になるところです。

  • 2016年1月1日読了

  • 作者さんのお名前読めました!って、忘れそうだけどw いろいろ解明されてくるとどうしても柔らかくなってしまってね。今後落ち込んだときに引きあげてもらうのにいいね....

  • 夏神さんの過去話、海里とお兄ちゃんの話と読み応えはあったけどロイドと幽霊成分が少なかったですな。

  • 2015.12.22
    最後はハッピーエンド。
    海里の確執も、夏神の過去もすっきり消化。
    BLにならなくてよかった。

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著者プロフィール

作家。監察医。講談社ホワイトハート「人買奇談」にてデビュー。代表作は「鬼籍通覧」シリーズ、「奇談」シリーズ(講談社)、「最後の晩ごはん」(KADOKAWA)、「時をかける眼鏡」(集英社)など多数。

「2023年 『妖魔と下僕の契約条件 5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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