ファイブスター物語 (13) (100%コミックス)
- KADOKAWA/角川書店 (2015年8月8日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041022429
感想・レビュー・書評
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リブートしました、という巻。
固有名詞は刷新されたけれど、骨格は変わっていない。基本思想とでも言うべきものか。
ファイブスター物語の面白さって何なの?と聞かれたら、なんだろう。
ファティマかわいいよファティマとかそういうのが、それだけではない。
私が一番惹かれるのは「容赦の無さ」のような気がする。
出てくる登場人物にとって都合の良い出来事なんてほとんど無い。
敵は鬼のように強いし、あっという間にぼろぼろになるし、さくっと死ぬ。
そして、そんな敵ですら、主人公のアマテラスは視線一つで滅ぼせる。だって神様だもの。
これを読むと、人なんか塵芥に等しいほどもろいなぁと思うのです。
台風の実況映像ドキュメンタリーを見ているような圧倒感がある。
戦争というよりは、自然災害。人にはどうしようも出来ないものが有るなぁと。それでも前を向いて生きるのが格好いい。
あ、でも登場人物たちのどうしようも無いこだわりとか、センスとかを見てるのもやはり楽しい。
ファティマかわいいよファティマ。そして怖い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あぁ疲れた。
もうMHのデザインに限界が来てたのはアレやソレみれば解るけど、何もここまで…部分的には格好良いけど…うん…。
ストーリーというか、キャラクターの動かし方はやっぱり面白い。派手に登場した人間離れしたキャラが人間味ある振る舞いをしたり、思いがけない組み合わせの出会いが展開を大きく左右したり。
怒涛の新設定公開でついていけないのはいつもの事とはいえ、今回は規模が違いすぎる。しかも復習しようとすると用語・設定の違いで余計に混乱しかねない。タチ悪いわ〜。 -
最新刊。何年ぶり?懐かしすぎてお話覚えて…なくもなかった。そうそう、あの髪の毛くるんの人がマグダル抱えて逃げたんだった、そうだ、そうだ。アウクソーが不穏な感じ。そしてワイズメル君が結構良いマスターしててびっくり。彼も一巻登場時にはこんな渋いキャラになるとは思わなかったなあ…
まあ次の巻が出るまでまた10年ぐらいインターバルがあるかもしれないし(笑)ちゃんと全巻読み直して予習・復習しようっと。それにしてもソープ様黒髪バージョンはなんか…似合うような似合わないような(笑)
そろそろ一巻、古くなりすぎてバラバラになりそうだから買い換えようかなあ…。そして突如カラー印刷があってびっくりした!時代が変わったな! -
ほぼ10年ぶりの新刊、ということで、前から存在とMHなどは知っていたけど、この1ヶ月掛けて全巻買って、よーし追いついた、と思ったら、どえらいことになったぞぉお。
新しいGTMのデザインは、バッシュ、じゃなくてダッカスのせいか、結構縄文的な印象を受けてたけど、だんだん慣れてくると滅茶苦茶カッコイイかも。
話の筋に関しては何の問題もないように続いてる気がするけど、全然読み込めてないからかなぁ。
しかし、年表の変わりようが、すごいな。
おもしろい。 -
9年ぶりの新刊…。
実際に手にとってみるまで本当に新刊が出たことが信じられないレベル。本当に出ました。
中身は…何かもういろいろ変わったなあ…。
単語とか設定だけじゃなく、絵柄も。
アウクソーとかツバンツヒとか大変お綺麗になってるじゃないですか…。にきたまの詩女ナカカラ様とかめちゃめちゃ可愛らしいですよ…。
今回はダイ・グ坊ちゃまの嫁取り巻。聖宮ラーンまで坊ちゃまとクリスが歩いて行くシーンは、GTMでレーダーⅨとクリスが歩いて行くシーンと対になっているんだろうなあ…と思うとちょっと泣きそうになる。詩女とクリスの邂逅シーンもとても印象的。
あとおっかない璃里様ご登場。どっちかというと母ちゃんモードのほうが怖い…。(怖さの意味が違う感)
凸とエストも素敵コンビになっててよかったな…。どんな風にコンビ解消になるのかも大変気になるところ。
気になるシーンばかりだけど、全部ピックアップできないくらい9年間の思いが詰まりすぎ。クリスは幸せになってくれなさい。
(ところでアララギ・ハイトくんはアウクソー復活の鍵になっちゃたりなんかしちゃうのでしょうか。)
ふぁちまガーランドのみなさんが集まってわちゃわちゃしてるとこ、それとフィルモア帝国の元老院がわちゃわちゃしてるシーンがとても和みました。あのわちゃわちゃがFSSのいいところだと思うけど、13巻は結構多かったな。
14巻はどうなるんだろう。
また9年後とかだとほんっと辛いので早めにお願いしますてんてー。次は映画もないしほんと何とかしてください…。
※デザインズ読まない派なのでその辺の知識はありません。為念。 -
年表によると民族共存というダイ・グの望みはかなわないというプロットだと思うので、クリスティンへの予言のオチが予想できん。次の巻がはよ読みたい辛抱たまらん。