クローバー・リーフをもう一杯 今宵、謎解きバー「三号館」へ

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
3.44
  • (12)
  • (34)
  • (44)
  • (8)
  • (3)
本棚登録 : 286
感想 : 47
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041022450

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 雰囲気小説。
    設定は面白いけど、各話の謎に色々無理がある。
    手が込み過ぎていて、現実味が欠如している感じ。
    でも、雰囲気は凄く好きです。

  • う~ん、つまらなくはないのだけど、トーチカはじめ、
    みんな「面倒くさいやつ」だ(笑)
    三号館の謎も、肩透かしかな。

  • 京都大学にひっそりと存在する噂、バー「三号館」。そこでは謎と引き換えに稀代の一杯を頂けるという。

    面白かったです。
    ある種、京都巡り、みたいな面もあり(主人公の所属サークルが京都を歩き回ることを主目的としているので)
    しかし、カクテルの話だというのに、いまいち謎と恋愛は混ざり合わなかった感が。
    ペイルライダーの話はよくわからなかったなあ。確率の問題ではなく、命令どうのという話。
    まあ、私はお酒弱いし、そんなに好きでもないので、いまいち乗り切れなかったかなあと思ったり。お酒、美味しいと思ったことないんですよね…

  • 前のルヴォワールシリーズが好き過ぎたので、それを期待して読むと拍子抜けしてしまいました。基本の雰囲気は同じはずなんだけど、やっぱり登場人物の魅力(というかアク?)が強いほうが、お話としては華やかになるんですかねぇ。

  • 【収録作品】クローバー・リーフをもう一杯/ジュリエットには早すぎる/ブルー・ラグーンに溺れそう/ペイルライダーに魅入られて/名無しのガフにうってつけの夜

  • 書籍についてこういった公開の場に書くと、身近なところからクレームが入るので、読後記はこちらに書きました。

    http://www.rockfield.net/wordpress/?p=4788

  • ミステリーとしてはとんでもない駄作。
    まったく京都を題材にすればいいのかという安易ではありませんか。
    どこかの作品が成功したからって、この手の感じは全く賛同できない。
    それにしても帯に記載している書店関係者、こんなことを書くから本がますます売れなくなるんだよ。

  • さらっと楽しめました。おいしいカクテル飲みたくなった。

  • 京都大学の夜に突如現れるバー・三号館。カクテルのお題は謎と引き換えという一風変わったバー。
    謎を抱えて訪れる主人公のトーチカ。トーチカの恋はほど遠くてちょっと進展なさすぎの気がしたけれど、青河さんとの関係は読んでいてもどかしくても心地よい。ライトミステリーなのでサクサク読めます。三号館の謎も解決されてしまったので、続編はないかな?
    京都ということで、どうしても万城目さんや森見さんの濃い目の作品を思い浮かべていたけれど、ライトな感じでした。

  • ルヴォワールシリーズの著者新刊。
    ルヴォワールのノリで丁々発止やどんでん返しを期待しすぎると、そのまろやかさにあてられるかもしれない。

    蒼馬さんは大変魅力的でよろしい。
    その分、正ヒロイン(?)がわたしの中で自然にフェイドアウトしておりました。
    あと主人公のトーチカ君より東横君の方が好きだな。

    そして登場するとしたら、絶対あの人だと思ってたけど、そうだよね!
    嬉しいサプライズありがとうございます。

    おそらく出るよね?な続編に期待。

全47件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

ミステリ作家。1983年、奈良県生まれ。2009年に『丸太町ルヴォワール』で講談社BOXからデビュー。同作から始まる〈ルヴォワール〉シリーズ(講談社)のほか、著作に『キングレオの冒険』(文藝春秋)、『シャーロック・ノート』(新潮文庫nex)など。

「2022年 『円居挽のミステリ塾』 で使われていた紹介文から引用しています。」

円居挽の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×