アンゴルモア 元寇合戦記 (1) (カドカワコミックス・エース)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041027837

作品紹介・あらすじ

中世ヨーロッパを席巻し、恐怖の大王=アンゴルモアの語源との説もあるモンゴル軍。1274年、彼らは遂に日本にやって来た!博多への針路に浮かぶ対馬。流人である鎌倉武士・朽井迅三郎は、ここで元軍と対峙する!

感想・レビュー・書評

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  • 初版 帯

  • 元寇を描く漫画。対馬が元と高麗の軍勢に侵略される。

  • 夫が購入していたもの。
    うっかり博多編の一巻から読み始めてしまったが、この巻が最初の巻だった。

    モンゴル軍と日本の戦い方、先方の違いや武器の使い方など面白いなあと思った。

  • 戦闘シーンに迫力があり引き込まれます。
    ワールシュタットの戦いの描写が一瞬ありましたが、あちらの方もスピンオフなどで読んでみたいですね。

  • 元寇で対馬舞台のお話って、授業以外では出会ったことがなかったのでなかなかおもしろそうだと。

    無理やりな設定にちょっとびっくりしましたけど、娯楽作品ですからこれもアリかな。

  • 「皇国の守護者」っぽいという評価を見て興味をもって大人買いしてみましたが、これは当たりでした。既刊8刊を徹夜する勢いで一気に読了。戦の話なのでエグい描写はありますが、「キングダム」「ヒストリエ」あたりが大丈夫な人には問題ないでしょう。

    鎌倉時代の話というのは源平合戦、おもに義経を中心とした話ばかりですが、違う題材なのも新鮮です。学校の歴史で習ったくらいしか知識のない元寇、しかも対馬という朝鮮半島での戦いというだけでも、かなり興味を引きつけられるものがあります。

    時折背景ストーリとして、対馬以外の物語、主人公が鎌倉で御家人を務めていた時代の話や、高麗がモンゴルに臣属するに至る話も、まったく初めて知ることばかりで、早く次巻が出てくれるのが楽しみです。

    Comic Walkerで一部無料公開されているので、興味を持ったらぜひチェックしてみてください。
    https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_KS00000007010000_68/

  • 押し寄せる蒙古軍の最前線となった対馬国。北条家の内紛に巻き込まれ流人となった元御家人朽井迅三郎は、他の流人と共に対馬国に送致され蒙古軍と戦うことを強いられる。地頭の宗氏一族は寡兵にかかわらず善戦するも宗助国・右馬次郎父子は討ち死に、義経流兵法に長けた迅三郎が実質的に対馬勢の指揮を執ることになる。彼は、古代防人の末裔である刀伊祓衆、彼らが奉ずる寿永帝(100歳の安徳天皇!)の助力を得、大将軍少弐景資と約束した7日後の来援まで対馬を死守しようとする。歴史的には対馬国は完膚なきまでに蹂躙されてしまうわけだが、蒙古軍が対馬国を退去(通過)するまで迅三郎がどのように対馬国を「護る」ことになるのか、興味は尽きない。

  • 1回目の元寇。文永の役の対馬での戦い。元の圧倒的戦力に対し、少しでも足止めをするために捨て石となれ、と罪人集めて送り込まれたうちの一人。義経流の使い手朽井迅三郎を主人公に話は進みます。
    義経流。源義経の剣術「ぎけいりゅう」。対馬の姫様攫いに来た中に、似たような剣術使いの存在を感じたところに、義経大陸生存説みたいな伝奇の匂いも感じられて楽しみです。

    圧倒的戦力の敵に対して、勝ち目のない戦いを挑まざるを得ない、という展開が「皇国の守護者」と似てる。朽井迅三郎と新城直衛の顔も似てるし。

  • 元寇の折、鎌倉幕府は九州本島に防衛戦を引き、壱岐・対馬を見捨てます。壱岐・対馬を拠点化しつつ侵攻するモンゴル・高麗軍は各島に上陸。制圧時の暴虐ぶりは酸鼻を極めます。この対馬攻防戦というかつてないテーマに挑戦した意欲作です。「応天の門」のような美しい描画はありません。ゴチャゴチャした絵ですが、パッションを買いたいと思います。

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