アルバート家の令嬢は没落をご所望です (角川ビーンズ文庫)
- KADOKAWA/角川書店 (2015年3月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041028209
感想・レビュー・書評
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コミカライズにはなったけど、アニメ化しないかなぁ。
この作品テンポ良くて、小さなエピソードも多くて面白いんだよね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
悪役令嬢物のライトノベル。悪役令嬢物は転生した悪役令嬢がこれまでと異なる言動をとることで本来の乙女ゲームとは異なる筋書きになることが定番である。これに対して『アルバート家の令嬢は没落をご所望です』の悪役令嬢メアリ・アルバートは物語通りに悪役令嬢が破滅することを望んでいる。
メアリは自分専用のシェフを持つなどの贅沢自慢を無駄と否定する。自分が最も食べたいものはコロッケと言う。貴族も通う学校にある高級レストラン風の食堂を批判する。食堂は早い、うまい、安いを定番とし、海鮮丼を注文する。
メアリは虚飾のパーティーを嫌う。「パーティーが苦手なメアリからしてみれば、金を注ぎ込んだだけの華やかさが逆に白々しくさえ思え、繰り広げられるおべっかと自慢話にうんざりというのが正直なところだ」。健全な消費者感覚によって、悪役令嬢にはならないところが面白い。
「いくら箔を付けるためとはいえ不要な物を買うわけにはいかないでしょ」。この台詞も無駄遣いを否定する健全な消費者感覚がある。 -
大貴族のご令嬢である主人公は、始業式にて気が付いた。
自分が乙女ゲームの悪役だという事に。
流行りの乙女ゲーム悪役令嬢転生、ですが
中身が残念で仕方がない令嬢になってます。
権力を食べ物と自分の楽のため、にしか使ってません。
人に迷惑かけてないので、ありだとは思いますがw
ただの高飛車親切…高デレ? になってました。
主人公への悪役っぷりが。
ラブコメらしいですが、1割見えるラブと
9割のコメでしょうか?
ゲームの主人公カップルを除いてしまうと、そんな状態。
彼らによって、多少底上げされているような気がします。
しかし主人公…もうちょっと女の子らしく
着飾ってみるとか、ないのでしょうか?
いや、文章内が非常に美味しそうな感じでしたけど。 -
ラブコメだけどコメディ要素の方がだいぶ多い(笑)けど笑かせてもらったし、楽しく読めた。他のラノベに比べると結構分厚いし。没落を回避するんじゃなくて、没落を目指す主人公というのが新しい(笑)でもその結果はあぁだけどねww悪役令嬢に徹しようと奮闘するメアリと、そんな彼女に仕えてるのかどうかイマイチ分からない従者(笑)アディの掛け合いが楽しかった。乙女ゲームのヒロインにあたるアリシアも一風変わってて面白かった。まぁ、1番楽しかったのはメアリだけど。メアリとアディのその後が気になる。
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悪役令嬢に転生したメアリ・アルバートの斜め上な学園ラブコメ。”なろう”で読了済みながら、文庫でまとめて読んだ方が読みやすくなってました。
大筋で変更なく、ヒロインちゃんのアリシアが攻略対象のパトリックとハッピーエンドまでのストーリーなので、この後のメアリ・アルバートのハッピーエンドストーリーもメアリのドリルヘアーが無くなったイラストもぜ見たいです。 -
最近よく大判サイズのラノベコーナーで見かけるゲーム内転生ものが気になったのと、悪役令嬢で没落を目指すというのに惹かれ購入。
主人公の恋愛成分は低め。
その後のメアリとアディが気になるところ。