吹部! (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
3.55
  • (13)
  • (39)
  • (31)
  • (9)
  • (2)
本棚登録 : 515
感想 : 30
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041035481

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • この本で主に中心人物となる人は三田村先生、通称ミタセンという人物だ。この先生は、先生なのに登校拒否をするという、よく分からない行動をするのだが、ミタセンの本当の気持ちに気づいて、吹部がまとまっていくのがとても面白かったし心に残った。自分が吹部に入部していることもあって、読書感想文にはこの本を選んだ。とても書きやすくて楽しく書けたのでよかった。この続きの本はないけど、もしあったら続きが気になると思う。

  • すごいよミタセン!すごいよ!かなり笑いながら読みました。ハルチカも同じ吹奏楽部を題材にしてるけど、あちらは部活動が主軸でないことも多いから、こちらの方がより吹奏楽部の内情がわかる感じでした。ミタセンのキャラがおかしいので、かなりギャグっぽいところもありますが、部員の心情の変化や対立もリアルだなと思いました。受動的だった部員が最後は能動的に変化していって、若者の吸収力や成長力に感動しました。この世代ならではだなとうらやましく、まぶしく思いました。

  • 吹奏楽部をやってた人なら共感モノ。フィクションと吹部あるあるがマッチした物語。時おり笑える描写もあって電車のなかで笑いそうになりました。一気読み

  • 201608 一気読み!

全30件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

慶応大学文学部卒。公益法人勤務、進学塾講師、信用金庫営業マン、飲食店経営、トラック運転手など様々な職を経て、現在は週刊誌記者をはじめ、フリーのライター&編集者に従事。著者に小説『吹部!』、ノンフィクション『会社人間だった父と偽装請負だった僕』『内川家。』など。

「2020年 『吹部! 第二楽章』 で使われていた紹介文から引用しています。」

赤澤竜也の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×