トーキョートレイン (あすかコミックスCL-DX)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
3.41
  • (2)
  • (31)
  • (24)
  • (3)
  • (3)
本棚登録 : 215
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041035801

作品紹介・あらすじ

新宿でNO.2ホストの大吉は、大学受験当日に体調不良になり、人生に絶望していた自分を助けてくれた駅員の来生に再会する。まあまあしょぼくれたおっさんになっていた来生を今度は励まそうとするが…。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 胸キュン★★★☆☆   ストーリー★★★☆☆
    エロ  ★☆☆☆☆     絵  ★★★☆☆
    星3か4で迷うところですが。

    相変わらず絵がキレイなんだけど、どこか動きがないのが気になります。表情はあるのに動きはイマイチ
    ストーリーは電車にまつわる物語。なんだけど、別にガチ電車関係かって言うとそうでもない感じでもあります。

    4組オムニバスでお話は全体的にピュアです。
    大学生×パン屋さん
    リーマン×リーマン
    リーマン×アキバ男の娘
    ホスト×車掌さん
    メインはリーマン×リーマンの岡田と東條かな?
    会社は同じビルでオシャレな会社に勤めるイケメンキラキラの岡田と一緒に合コンに参加して、なぜだか東條が告白され、押して押して押されまくる話。岡田の秋田コンプレックスがなかなか可愛いです。

  • 東京の駅にまつわる短編オムニバス。

    ■吉祥寺の戦士

    チャラい学生がまじめなパン屋さんに一目惚れ。
    なかなか落ちないパン屋さんに
    学生が臆さずガツガツ行く若さが微笑ましく
    楽しめました。
    最後に希望の残るエンドも良かったな。


    ■練馬の王子様/用賀の騎士

    一分の隙もないように見えるイケメンに
    ちょっとコンプレックスを抱いていたのに
    実はイケメン側が田舎者であることに
    ガチガチにコンプレックスがあったと言う話。

    これも攻めの押せ押せ加減が気持ちよくて好き。
    受けも負けてなくてケンカップルぽいのも可愛い。
    「彼氏ヅラすんな」「彼氏希望ヅラだ!」
    ってやり取りが可愛かったです。

    あと受けと受けの元カノの友達との再会はリアルだったなw
    そう言う立場だと微妙に気まずいよね…。

    受けが攻めの気持ちを受け入れる描写は
    あっさりした分上品で色気あってそそられました。
    受けの男らしさはいいね!


    ■秋葉原狂想曲

    リーマン×オタク少年(時々コスプレ)
    うう~~~ん。
    私この受け無理だな…。
    オタクはいいけどオタク丸出しで
    恥ずかしげもないのは嫌なんだな…。

    でも意外と攻めがケモノだったし、
    エロが意外とあったのは良かった。



    ■新宿ダーリン

    ホスト×駅員。
    七年間片思いだった電車の車掌さんに
    再会してガツガツ迫る話。

    この話も攻めのガツガツ迫るところが好きでした!
    意外とエロもあったしね…。

    でも「自分の取り柄は肝臓が異様に丈夫」ってあったけどそんなのどうやって気付いたんだろう。
    健康診断でそんなこと分かりますかね…。
    そして過信は恐ろしいよ、肝臓は沈黙の臓器だよ。
    なんておばちゃんは心配してしまった。


    全体的に攻めのガッツに好印象な
    楽しい短編集でした♡
    秋葉原のだけが微妙と思うのは
    オタク以外にも受けがガッツがあったからかもな。
    私は攻めに迫られる方が好きです。

  • 装丁:河野直子

    駅名にまつわるオムニバス

  • オムニバス短編集。
    パン屋さん×大学生のその後が読みたいw

  • オムニバスで最後に総キャラ交わるのすき

  • 東京の駅を舞台に4CPのオムニバス。木下さんの短編集は久しぶりですよね。でも安心クオリティでどの話も面白かったし可愛かったです。「用賀の騎士」と「秋葉原狂騒曲」がお気に入り♡ 岡田くんから思わず出た秋田弁が可愛かったのでもっと聞きたかったですw ふんわりほんわり暖かくなる読後感でした。

  • ぼのぼの。可愛い。癒される。どのカプも好き。

  • 東京の駅を舞台に描かれた恋のオムニバスストーリー。4cpのどの恋の出会いにも胸キュンしてしまいました。
    大都会でたまたま出会った瞬間落ちる恋には、やっぱり運命とか奇跡とか名付けたくなりますね…
    短編なんだけど、どのcpも魅力があって印象的でした。

    「吉祥寺の戦士」はチャラい大学生×パン屋見習い。陽平は軽そうに見えて、実は素直でまっすくで好青年です。恋も直球でブレがない!ちょっと子供っぽいところもかわいいです。「そこのパン屋さん!」に笑っちゃいました。
    真面目な黒澤の癒しになることまちがいなしですね~

    「練馬の王子様」は用賀で一人暮らしのハイスペックリーマン×練馬で実家暮らしの庶民派リーマン。東京育ちと余所者の意識のギャップが上手く出てるなーと思いました。
    垢抜けてて余裕ありそうな岡田も、精一杯背伸びしてるところがあるのかも…
    当たり前に東京で育ってきた東条の体裁ぶらない態度は、羨ましかったり癒されたりなんでしょうね~
    岡田のぽろっと出た秋田弁がかわいすぎ!
    田舎出身のガッツと根性に爆笑しました。そして見事に東条をゲットしてる!カチューシャつけてランドデートまでこぎつけてる。思った以上のラブラブっぷりを見せつけられた気がww

    「秋葉原狂想曲」アキバに勤める地味リーマン×オタク男子時々女装男子。
    八田は典型的オタク気質ですが、とってもかわいかったです。あんなアプローチされたら普通に地味な佐藤はドン引きますよねww佐藤が流されてて、だんだんかわいい、けなげとか思い始めてるのが笑えました。

    「新宿ダーリン」はホスト×車掌の再会もの。「ホストの恋は生涯ひとつ」を自ら証明して見せた大吉!
    さえないおっさんの来生に「俺の天使で宗教でした」って、いかにもホストな求愛だけど嘘はついてないですねww来生の「変なパンツ」にキュンキュンさせられました。

    最後は全員登場の描き下ろし「東京レイルウェイ」で、いいまとめ方になってて満足。
    エロよりは胸キュンを楽しむ一冊でした…CIELだし。
    でも、読み応えあってほのぼのさせられて読後は幸せな気持ちでいっぱい。

  • こないだの「ろくでなしと俺」が微妙だったしアスカなので期待してなかったら、とても良かったです。木下さん落差が激しい…。表紙見て三角関係?て思ったら違いました、良かった。オムニバス形式で、最後は描き下ろしで勢ぞろいっていうベタもまた良い。
    オタクの子だけきつかったけど、他は好みでした。特に、リーマン同士のと、車掌とホストのがとても良かったです。切なかったり。受が普通に男らしかったり。当たり前だよね、男だもん。ていう。さらっとライトなラブコメなのに、程よく切なさが入ってて、その配分がとても良かったです。

  • ★3.6
    トーキョーと電車を絡めた色んなカップルの短編集。どのお話もそれから!?って思うものばっかりでもっと読みたかった〜。練馬〜の2人が一番好きだったかな。最後の描きおろしに全員登場してるのいい〜

全12件中 1 - 10件を表示

木下けい子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×